【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】福田中華そば

福田中華そば@茂原にて、地鶏中華そば&焼餃子(5個)。

同店のオープンは6月14日。

『福たけ』を創業した福田氏が、自らの名を屋号に掲げ、満を持して茂原の地に開業した新店。

店構えは、ロードサイドのラーメン店の典型のような趣。

厨房スペースを取り囲むように並ぶカウンター席と、カウンターから少し距離を取った半個室的な空間に鎮座するテーブル席。

老若男女を問わず幅広く門戸を開くという意思が、店構えにも現れている。

テーブル席に通され、注文の品を尋ねられる。

ラーメン類だけでも相応のバリエーションがあるが、まず戴くべきは基本メニューかなと考え「地鶏中華そば」をオーダー。

合わせて、サイドメニューとして、一つひとつ餡を手で包むという「焼餃子(5個)」を注文することにした。

落ち着いた空間で寛ぎながら10分程度待っていると、注文の品が卓上へと運ばれてきた。(スタッフの数は少なくないが、作り手の数が限られ客数も多いため、それなりに時間は掛かる。)

まずはひと言。これは美味い、美味過ぎる!

とにもかくにも、泉の水ようにじわりと湧き上がり口内に満ちる鶏の滋養味が、食べ手に鮮烈な印象を刻印。

が、それよりも更に特筆すべき事項が、味の構成そのものが、流行りの鶏パッツン系とは一線を画すことだ。

鶏パッツン系よりも遥かにクラシック(classic)に寄ったテイストであり、聞けば「時勢に左右されることのない、スタンダードな1杯」を手掛けたかったとのこと。

嚥下すると、分かりやすくも引きが強いスープのうま味が胃臓を心地好く癒してくれる。うん、これはハマる人は、とことんハマるだろうな。

このスープとコンビを組ませる麺も、スープと阿吽の呼吸を奏でる良品。スタンダードに寄り添うため、「あえて『浅草開化楼』の初期の頃の麺を取り寄せる」こだわりようだ。

サイドメニューの餃子を戴いた。

ラーメンに負けないくらい、力が入っていることが分かる。

瞬く間に丼を空っぽにしてしまった。うん、これは満足度が高いわ。ごちそうさまでした!