【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】麺処若武者草加分店東北六縣堂

麺処若武者草加分店東北六縣堂@川口市にて、醤油鶏中華そば。

本年3月7日にオープンした『若武者@二本松』の2号店。

店舗の場所は、日暮里舎人ライナーの終点・見沼代親水公園駅と東武スカイツリーライン草加駅とのほぼ中間地点。両駅からはそれなりに距離があるが、歩けない距離ではない(駅から2km程度)。

この物件の前の経営者が『若武者』店主の知り合いで、譲る形で店舗を任されたとのこと。

『若武者』は、福島中通りのエース級店舗。平たく言えば、福島の一線級が埼玉に進出してきたことになる。

屋号の『六縣堂』は、店主の東北への想いが込められたものだ。

「醤油鶏中華そば」をオーダーさせていただいた。

東北6県の素材をフル活用して手掛けるラーメンは、会津地鶏、川俣シャモ、伊達鶏、青森シャモロックの4種類の鶏が軸足を支える清湯スープが、果てしなく力強い。

鶏油が効果的にスープのうま味とコクを補強しており、ひと啜りで鶏の存在を肌身で実感できる点も、この1杯を語る上での大きなポイントとなっている。

麺は「羽田製麺」のしなやかなストレート。

麺自体が強固な存在感を有しており、スープ頼みに陥っていない点も評価できる。

わざわざ福島県から足を運んだというお客さんもいらっしゃり、滑り出しは上々といったところ。

同店の今後の展開が楽しみだ。