【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】おいらのらーめんピノキオ

おいらのらーめんピノキオ@東松阪にて、とろとろ塩らーめん。

オープンは2017年8月。三重県・松阪の新進気鋭。

JR松阪駅前には、レンタサイクルの貸出サービスを行っている観光案内所があり、そちらで自転車を借りて訪問。ロケーションは、松阪駅から自転車で10分弱といったところかな。

東松阪駅からだと、駅から数百m程度とより近いようだし、アクセスにはそれ程苦労しなさそうだ。

オープン直後のタイミングに店頭に到着。

人気メニューである「とろとろ塩らーめん」を注文。

厨房を見遣れば、店主は一度に2杯ずつ、実に丁寧にラーメンを創られている。頻繁にラーメン店へと足を運んでいる方であれば一目瞭然かも知れないが、明らかに「味に期待できる」雰囲気を醸し出していた。

と、店主の所作を眺めているうちに、メニューが卓上に到着。

じっくりと炊き込んだ豚骨スープに節の香りを添え、ブレンダーで泡立てられたスープは、後から芳醇なうま味がじわりと拡がる垂涎の味わい。

スープの温度が熱々にキープされている点も、高評価に値する。

泡系ラーメンのスープは、得てしてスープの温度が温めであることが多いが、こちらはさにあらず。

ゆえに、スープの温度低下に伴う味わいの変化も堪能することができる。この点は、大きな加点ポイントだ。

ピリッと利かせた胡椒が効果的に作用し、うま味がギュッと引き締まっている。

うん、これは美味いなあ、文句なしに美味しいと言い切れる。

メンマ、チャーシューなど、トッピングの仕上がりも上々。

隙のない完成された1杯から、店主の緻密な仕事ぶりが垣間見えたような気がした。ごちそうさまでした!