大人の毎日は、土壇場の連続です。華麗に果敢に「大人のマナー」を駆使して、微妙なピンチをかわし、返す刀で自分の株を上げてしまいましょう。
仕事帰りに同僚と会社の最寄駅の居酒屋へ。案内された席に座ろうとしたら、隣りで上司と別の同僚が飲んでいました。込み入った話をしていたようで、ふたりとも微妙な表情です。
店に入った時点で気づいたら、雰囲気を見てそっと立ち去ることもできますが、すでに手遅れ。「お前らもいっしょに飲むか」という言葉もないだけに、このままでは気まずい時間を過ごすことになりそうです。
ここは思い切って店を出るのが、大人の勇気でありマナー。あくまでも明るい口調で「ひとつの居酒屋で同じ会社のグループは、昔から先着ひと組って決まってますからね」と告げて、別の店に行きましょう。
もちろん、そんな決まりはありませんけど、上司は「気が利くやつ」と感心してくれるはず。ただし「今度ぜひゆっくり」と言っておかないと、嫌っていると誤解されかねません。
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