なぜアマゾンは、 リアル店舗を広げる戦略なのか?~スターバックスとアマゾンの、 コラボでのリアル店舗

こんにちは!

売れる仕組み創造ラボ、所長の理央です。

2022年も始まりましたね。

今号の特集は、「スターバックスとアマゾンの、コラボでのリアル店舗」です。

なぜアマゾンは、リアル店舗を広げる戦略なのか?について、深掘りします。

それでは最後まで読んでくださいね。

■目次

… 1.今週の特集

「スターバックスとアマゾンの、コラボでのリアル店舗」

… 2.ビジネスコラム:おすすめビジネス書

「2022年、マーケティングはこうなる!」

… 3.著作・イベントのお知らせ

… 4.編集後記

第1特集

【スターバックスとアマゾンの、コラボでのリアル店舗】

スターバックスのレジなし店舗が、アマゾンと共同で、ニューヨークで第一号店として、オープンしました。

前々から噂されていたのですが、レジの行列に並ばなくても買い物ができる、アマゾンの技術を使って、これを可能にしたとのこと。

もともと数年前に開発したアマゾンゴーという店舗では、あらかじめアプリを入れておくと、その店に入り、商品を自分のバッグなどに入れて、レジを通ることなく、そのまま店を出れば、その時に、自動的にアプリ上で支払いまで終わっている、という仕組みでした。

フォーブスによると、この新しい店舗では、コーヒーを買いたいスターバックスのお客様が、モバイル注文を受け付けている、他のスターバックスの店と同じ様に、事前にアプリで欲しいメニューを注文します。

そして、そのあとに店に入ればすぐに、商品を受け取ることができる、ということです。

この店に入る時には、スマホに入れた、アマゾンゴーのアプリをスキャンする、(これには手のひらで個人を識別する、生体認証システムがあるそうです)「アマゾン・ワン」、という仕組みを使うか、またはクレジットカードを利用して、入店するとのことです。

品揃えは、スタバのメニューだけではなく、アマゾンゴーの商品も並んでいるそうで、朝ごはんや、ベーカリー、サンドイッチなど、メニューの選択肢も多そうです。

さらに、この店には、ちょっとしたワークスペースと、電源コンセントとUSBポートがある、大型のテーブルがあり、短時間で買い物を済ませたい人だけではなく、座ってゆっくりしたい人のどちらにも、対応できる、というお店だそうです。

アマゾンにとっても、スタバにとっても話題性もあり、お客様への利便性も提供できる、三方よし、といった仕組みですよね。

私もスタバのコーヒーが好きなのですが、そこにさらに一緒に食べられるもののバリエーションが増える、となると、一度寄ってみたいな、という気持ちになります。

各種報道によると、「レジなし店舗は、少なくとも3カ所に開設することが決まっていて、2店舗目は来年、ニューヨーク・タイムズ・ビルディング内に、開業の予定」とのことです。

先日も、アマゾンのアパレルのリアル店舗、「アマゾンスタイル」が2022年末に、ロサンゼルスにオープンする、と報道されました。

数年前から、アメリカでは書店や、ネットで売れているランキングの人気商品を集めた店舗を、アマゾンはリアル店舗として出しています。

そして今回は、このスタバとのコラボ店に加えて、アマゾンスタイルという服屋さんのリアル店舗を、追加します。

スタバとのコラボ店では、食材などを、アマゾンスタイルでは服を、服を売りたいのでしょうが、狙いもいくつかあるはずです。

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