ビジネスの成果を上げる目標設定の手法
【目標設定はSMARTで!】
ビジネスでの結果を「見える化された目標を期限内に達成すること」と定義する場合に、当然ながら明確な目標を設定することからスタートすべきである。
目標を設定する場合の手法に、SMARTという考え方がある。10年ほど前から様々な書物やセミナーで紹介されている手法で、以下の5項目の頭文字をとって目標設定をしましょう というものである。
- Specific ~ 具体的な目標を設定する
- Measurable ~ 計測可能な目標値を設定する
- Achievable ~ 達成可能な目標値にする
- Reasonable ~ 根拠に基づいた目標を設定する
- Time-oriented ~ 時間軸を明確にした目標設定にする
ちなみにこのRの部分に関して、Relevant =自分の価値観に等しいものとしている書物もあるが、スピードもって結果を出すことがテーマである中での、PDCAサイクルにおける検証時の根拠ある行動を重視しているため、Reasonableを採用し進めていく。
1.具体的=Specificな目標設定
目標は具体的であることが重要なのだが、これが当たり前すぎて意外と難しいものである。いざ目標を作ってみると気合いが入りすぎて抽象的になったりするが、まずはチーム内などで共通認識を持つためにも、プロジェクトの内容の中で鍵になる事例を入れ込んでおくことで、迷ったりしたときに必ず原点に戻れるようにしておくべきである。