【MBの"超"思考】常識を疑うこと-他人の作った常識に縛られない生き方-

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1.常識を疑うこと-他人の作った常識に縛られない生き方-

2.MBの推薦書「2035年の世界」

3.Q&A

 Q.「MBの座右の銘は??」





1.常識を疑うこと-他人の作った常識に縛られない生き方-

「常識を疑え」

とは私があらゆる媒体で主張していることです。毎週配信しているファッションメルマガにおいてもよく書きますが・・・「おしゃれは人それぞれ」「センスがなければおしゃれはできない」「おしゃれにはお金が必要」過去10年20年と脈々とこんな常識がまかり通っているのがアパレルですが、これらはほとんど全て嘘です。私はファッションという文化の育成を妨げているこれらの誤解を、絡まった糸を解くかの様に、一つ一つ丁寧に論理的に解説しています。

考えてみればファッションも芸術もビジネスも同じです。「常識を疑った人」こそが大きな成功を成し遂げているではないですか。「サビ」を曲の最初に持ってくるという、ポップスにおいて革新的な構成を初めて採用したのはビートルズです。「おしゃれとは煌びやかでラグジュアリーなものだ」という価値観をぶち壊し、全身真っ黒のスタイルで世界に衝撃を与えたのはコムデギャルソンです。外食で「旨さ」ではなく「速さ」を売りにして評価されたのは「吉野家」です。「常識から外れたことで大成功を収めた」なんて例は枚挙に暇がありませんね。

「大衆は常に誤る」とも言いますが、多くの人が右を向いた時こそ左を向いて新しい価値観を模索することがどんなジャンルにおいても重要なのです。全てのジャンルに競争があり、競争に勝つには皆と違うことをする必要があり、またそのためには皆が共通に従っている「常識」を疑うことが近道だからです。

アップルは一つの製品を作る際に「100個のNOを挙げよ」と考えているそうです。トヨタにも有名な「なぜなぜ分析」があります、トラブルが起きた際などは「なぜを5回繰り返せ」というもの。これらは「常識」や「慣習」によってありふれた結論になり本質を見誤ることを防ぐもの。革新的なアイディアや問題解決に必要な創造性は、「常識を超えたところ」に存在するのです。

では「常識を疑う」ためには、革新的なアイディアや行動を生み出すためには、一体どんな思考フローが必要なのでしょうか。



▼「仕組み」からなるべく距離を置くこと

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