落語は今日も生きている-COREDO落語会の名高座-(6)柳家花緑「中村仲蔵」 山本益博

落語は今日も生きている-COREDO落語会の名高座-

6、柳家花緑「中村仲蔵」2018.6.16第14回COREDO落語会

私がはじめて「中村仲蔵」を聴いたのは、八代目の林家正蔵(後の彦六)の高座で、ゆったりとした口調で話す芝居噺のような、歌舞伎役者の芸談の趣だった。40年ほど前のことである。他にも、三遊亭円生、金原亭馬生、古今亭志ん朝も自分のレパートリーに取り入れていたが、なぜか聴く機会を逸してしまった。

近年、この「中村仲蔵」を得意にしているのは、立川志の輔である。自分の独演会では、前半「仮名手本忠臣蔵」を取り上げ、「中村仲蔵」に噺をフォーカスし、後半、「中村仲蔵」をたっぷりと演じるという趣向である。

この続きを見るには

(529文字)

¥240(税込)

購入して続きを読む