ルサンチマンを脱しよう。辻ちゃんが毎週寿司を食べても関係ない。

元モーニング娘。のメンバーで「ママタレント」の辻希美ちゃん。彼女のブログは時折炎上するそうだが先日は「寿司の食べ過ぎ」で炎上していたらしい。

なんでも週に一回のペースで家族で寿司に行っている内容をUPしたところ、「贅沢…。毎週毎週、お金があるっていいですね。」「ほとんど外食で、ごはんあまり作らないよね」など批判的なコメントが殺到したとのこと。

ハッキリ言ってしまえば辻ちゃんが寿司を毎週食おうが毎日食おうが誰に文句を言われる筋合いではありません。いかにも正当性を感じる理由としては「贅沢ばかりさせて子供の教育に良くないのではないか」などもあるでしょうが、これも辻ちゃんの教育方針に口を出すこと自体が内政干渉です。(法に触れない範囲で)自由に子供を育てる権利が親にはあります。常識や慣習に縛られない様に育てるのもまた育て方の一つですし、そもそも「週に一度の寿司」が目くじら立てて批判するほど異常なこととも思えません。

「辻ちゃん寿司炎上」はとても顕著な例ですからこれを読んでる皆様も「そりゃおかしいよなぁ」「わざわざ批判しなくてええやん」と簡単に理解できるでしょう。

・・・しかし是非自分の胸に手を当てて思い返してみてください。

有名人の炎上・没落話を聞くと検索をかけ色々な情報を収集し、ついついそんな無駄なことに時間を費やしていることはありませんか？

自分よりも出世した同期のことを、仲間内で「あいつは運が良かったんだよな」「出世したら仕事が大変だよ」など妙に批判的に言い合ったりしていませんか？

オシャレな人を見て、「元が良いからなんでも似合うよ」「恵まれているヤツはいいよな」「お金があるからオシャレなんだ」など本人の努力を認めない傾向にありませんか？

自分が第一志望の会社に入れなかったからと言って、「あの会社はブラックだと噂がある」「あんな会社じゃ自分の力は発揮できない」など憧れていたはずなのに立場が変わった途端に批判的になることはありませんか？

これらは全て「ルサンチマン」、フランス語で「恨み」「妬み」といった意味です。絶対にかなわない強者に対してねたんだり、ひがんだり、陰口を叩いたり、また行動しない結果が出ない自分を正当化することも行います。

このルサンチマン的な行動・思考傾向は誰もが持っているものです。