今回のテーマは<日本の戦前の写真集>。
貴重な写真集を囲み、じっくりと写真集について語ります。
参加したみなさんはメモを片手に飯沢さんのおはなしを熱心に聞いていました。
戦前写真のキーワードは「芸術写真から新興写真へ」。
戦前は絵画的な情緒あふれる写真から新しさとモダンさを追求した写真へと変わっていったそうです。
安井仲治・福原信三・堀内正雄・小石清・木村伊兵衛といった戦前を代表する写真家の写真集をみているとその時代の空気感が伝わってきます。
こうして写真の歴史を少し知るだけで写真集の楽しみ方はぐっと深く、面白いものになりますね!!
写真に詳しい方も、写真集をどう楽しめばいいかわからない方もたのしく参加できる講義です♪
最後は「おなかが空いたし、あとはごはんを食べながら話しましょう。」と和やかな雰囲気で締めくくったのでした。
(2014年4月13日開催・写真/文 館野 帆乃花)
「飯沢耕太郎と写真集を読む」はほぼ毎月写真集食堂めぐたまで開催されています。
2017年1月開催分からは解説のたっぷり入ったロングバージョンをお届けします。
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