大人の毎日は、土壇場の連続です。華麗に果敢に「大人のマナー」を駆使して、微妙なピンチをかわし、返す刀で自分の株を上げてしまいましょう。
昨今、離婚はぜんぜん珍しくありません。仲がいい同僚や友だちが、ある日「じつは、離婚が決まってさ」と報告してきました。
この手の深刻な話のときは、相手が明るく振る舞っていたらこっちは静かに、相手が暗く落ち込んでいたらこっちは明るく対応するのが大人のセオリーです。
笑いながら「いやあ、せいせいしたよ」と言っていたら、しんみりした口調で「いろいろたいへんだっただろうな」と返し、「まいったよ」と沈んでいたら、「身軽になって、これから好き放題できるじゃない。うらやましいよ」ぐらいのことを言ってあげましょう。
酔っぱらって、離婚の原因がパートナーの側にだけあるみたいな身勝手な話をし始めても、反論したり苦言を呈したりする必要はありません。黙って聞いてあげるのが、武士の情け。真実がどうあれ、こっちには関係のない話です。
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