大人の毎日は、土壇場の連続です。華麗に果敢に「大人のマナー」を駆使して、微妙なピンチをかわし、返す刀で自分の株を上げてしまいましょう。
お盆やお正月などで親戚が久しぶりに集まると、昔話に花が咲きます。たまに会うおばさんあたりから飛び出しがちなのが、こっちが子どものときの失敗談。「ウチに泊まりに来たときに、オネショしたわよね」の類で、たいていの場合、会うたびに同じ話をされます。
相手は数少ない共通の話題で場を盛り上げようとしてくれているんですから、「またその話……」と顔をしかめるのは、大人にあるまじき行為。かといって、ただニコニコ聞いているのも能がありません。
そんなときは「おかげさまで今では人の親だよ(社会人だよ)」など、時の流れを感じさせるセリフで、和やかな中にもしみじみとした雰囲気を作ってみましょう。「おばさんのカレーはうまかったなあ」と、記憶にあるエピソードで話をふくらませるのも一興。もちろん、毎回同じリアクションでかまいません。
●「大人の土壇場マナー」は、しばらくのあいだ、毎朝8時にアップします。よかったら「著者フォロー +Follow」をしておいてください。記事への「LIKE(左下のハートマークをポチッとする)」や、SNSでの拡散もどんどんお願いします。