ブログを電子書籍にして売る!
■相場
EU離脱の結果が出てから1週間、市場は落ち着きを見せていますが、ネガティブな情報には敏感に反応すると思います。
その円高を活かすという点で、7月30日(土)に東京駅近くでベトナム不動産投資セミナーに講師として登壇します。
情報はこちらのブログに書いています。
http://ibushigin.seesaa.net/article/439586817.html
しかし金融商品においては、現時点で底なのか、あるいは何か悪いニュースが出て再下落するのか、方向性が見えないため手が出せそうにありません。
■電子書籍
先月の電子書籍の売り上げが合計50万円を超え、スローペースながらも電子書籍が浸透してきたように感じます。
ただ私の場合は20冊くらいの累計です。
つまりコツコツ。
たとえば勝間和代さんも、ワンコインキンドル文庫というタイトルで、自作の電子書籍をアマゾンで販売しています。
確かに彼女は著名人だから有利だという側面はありますが、一般個人もたくさんのキンドル書籍を販売しています。
チリツモというか、1冊ずつの売り上げは小さくても、少しずつ書いていけば、数年の累積でまとまった金額になる期待はあります。
私の例も特殊でまねできないと思われそうですが、2006年の初出版以来、10年もの蓄積なのです。
勝間さんは1冊の分量が50~60ページで100円という設定のようです。
彼女はブログ記事をまとめ・再編集しているため、手間もそうかからない。
だから私たちも同じことができます。
つまり、ブログを書き、それをまとめて電子書籍で売るのです。
キンドルは著者の取り分が70%なので、1冊70円。
月に1冊の売上でも、10冊書けば700円。100冊書けば7,000円。
一方でブログも書き続けていけば読者がつき、アフィリエイトができるから、その小ささを補える。
私も現在、ブログの更新は月1回ぐらいと超怠けているので、ちょっと考え直そうと思います。
オールアバウトとビジネスジャーナルの記事を合わせて月4本書いているので、ブログも書籍化、もしくは電子書籍化を前提に、もっと頻度を高めて蓄積する。
ビジネス書は年々売れなくなっており、おそらく今後は書籍の執筆依頼も減ると思います。
そうした状況に備え、日々企画を立て、コンテンツを書いていく。
良いものは書籍化されるかもしれないし、それがなくても電子書籍がある、という状況に持っていきたいと思っています。
仕事が速い人、遅い人
・仕事が速い人は他人の夢を実現し、遅い人は自分の夢の実現にこだわる
仕事が速く成果を出している人は、いったいどんな価値を出しているかを考えたことがあるだろうか。
それは、「相手の夢を実現する」ような仕事をしているということだ。
夢の実現というとちょっと抽象的なのだが、そこには「相手の問題解決」や「相手が望む状態になることを支援する」ことも含まれる。
たとえばエステは、顧客の「痩せたい」「きれいになりたい」という願望を実現することで、一大産業となっている。
自動車でもハイブリッド車が売れているのは、「燃費がいい車がほしい」「環境にやさしい車がほしい」という顧客の願望を叶えた商品だからだ。
それは会社の中での仕事でも同じで、「社長が望んでいること」を提供し、「上司が困っていること」を解決すれば評価に跳ね返る、というのはわかりやすいだろう。
しかしそのためには、相手や顧客の「困った」「こうしたい」という望みを先回りして想像し、アウトプットとして提供しなければならない。
・・・と、文章では「なんと当たり前な」という、何度も使い古されたチープな表現になってしまうのだが、仕事が遅い人は、この当たり前ができない。
彼らは他人の夢より自分の夢の実現が最優先だ。
スキルアップしたい、お金持ちになりたい、転職したい、起業したい、セレブ婚がしたい、成功したい、などなど、すべて自分が中心だ。
もちろんそうした願望が悪いわけではなく、それらの実現はすべて「他人をハッピーにしてこそ叶う」ということに思いが及ばないからそうなれないのだ。
先日もとある交流会で、「お金持ちと結婚したい」という女性が来ていた。
もちろん、どんな相手を望むかは人それぞれなので、そうした価値観を否定はしない。
では彼女は、相手の男性にどのような価値を提供できるのかといったら、何も見えてこないのだ。
聞けば、アッパー層が集まる婚活パーティーや婚活コンサルタントのセミナーに足しげく通っているだけのようだ。
私の周囲にいるお金持ちの奥様は、「明るく朗らかな癒し系」「家事育児を完璧にこなすしっかり者系」「夫の仕事を支える内助の功系」といったタイプに分類できる。
そして、常に夫を応援し、苦楽をともにできる覚悟を持っていて、多少の浮き沈みには動じない強さがある。
しかしその彼女は、そのどれにも当てはまらない(ように感じた)。
もちろん、彼女には彼女なりにたくさんの魅力があるとは思うが、お金持ちの男性(つまり様々な経験を積み危機管理能力にも長けている人物)が、果たしてそのような打算的な女性を受け入れるだろうか。
このタイトルにもなっている「仕事が速い人」というのも、自分の処理スピードが上がって効率よく仕事を進められればよいという発想ではない。
一人でやる仕事ならともかく、関わるチームや取引先がいれば、自分だけが速くても意味がない。
つまり彼らのスピード、たとえばあの人はこの業務にこれくらいの時間がかかりそうだ、などを気にかけたうえで業務を分担したりタイミングを計ったりして、全体での効率を考えるものだ。
なぜなら、チームの全員がそれを望んでいるはずだからだ。