アメリカ不動産投資に日本の銀行のローンが使える!~午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門」

子どもの金銭教育 

・「生活に必要なだけのお金があればいい」をやめる

私はマネーに関する情報発信をしていることもあり、ネット上で時々このような指摘を受けることがあります。

「そんなに稼いでも仕方がない」「生活に必要なお金があればいい」「お金なんて必要最低限でOK。それよりも人生を楽しみたい」

しかしそれは、単なる負け惜しみのように聞こえます。そうやって自分の可能性を制限したり諦めたりする親の生き方・考え方を見て子はどう感じるでしょうか。

・稼ぐ力は生きる自信であり人生の希望につながる

私自身が体感していることですが、稼ぐ力がついてくると、労働時間を減らしてもなお稼げるようになります。

稼ぐ自信は生きる自信となり、心の余裕をもたらします。他人からどう思われようと堂々と自分の生き方を貫くことができるようになる。そして将来に対する不安はなくなり、未来はとんでもなく明るいと思えるようになる。朝起きるたびにワクワクし、夜は深い満足感に満たされて眠りにつける。

これは「幸福な人生」を構成するひとつの要素を手に入れたと同じくらい価値があることではないでしょうか。

もし自分の子が「そんなに稼ぐ必要はない」と言うようなら、次のような話をしてはいかがでしょうか。

十分なお金があることは、人生の選択肢を広げることにつながる。

お金がなければいま使っている古いスマホを我慢して使い続けないといけない。欲しい服も頻繁には買えない。いまの学校がイヤでも転校はできない。

でもお金があれば?高性能なスマホにいつでも買い替えることができるし、服も買える。どちらを選ぶか迷ったら両方買うこともできる。引っ越しして転校もできるし、日本の学校がイヤなら留学してもいい。

つまり、「選べる」というのは幸せを手に入れるための力であり、その力を手に入れる方法のひとつがお金なんだ。

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