【ミニ講座】大人の土壇場マナー 第44回「会議で意見が対立した同僚との接し方」

大人の毎日は、土壇場の連続です。華麗に果敢に「大人のマナー」を駆使して、微妙なピンチをかわし、返す刀で自分の株を上げてしまいましょう。

 企画会議で同僚と意見が分かれ、ちょっと口論っぽくなりました。会議が終わったあとは、また普通に接したいところ。ただ、人間は感情の動物だけに、そのままだと無用のしこりが残りそうです。

 アメリカだったら「いい議論ができたぜ」とか言いながら握手を求めに行くのがマナーなんでしょうけど、日本でそれをやっても、相手を戸惑わせるだけ。まずはニッコリ笑って、「盛り上がってよかったね」と声をかけましょう。

「いっぱい発言したせいでハラが減ったなあ。メシでもどう?」と誘ってみるのも一興。都合が合わなくても、「しこりを残したくない」という気持ちは伝わります。

 ここで手を抜かず、きちんと行動を起こせるのが大人の勇気であり用心深さ。つまらない意地が頭をもたげたりもしますが、あえて下手に出ることで、優位に立ったような気にもなれます。



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