加計学園問題に圧力はなかったか 再調査で疑惑の煙が消せるのか?

【大どんでん返し】

 大どんでん返しである。加計学園問題で、これまで官邸や文科省・内閣府の担当高官は、加計学園の獣医学部新設に関する「総理の意向」などと記された内部文書について「そんな文書は存在しない」「怪文書のようなものを探しても意味はない」などと論評し一蹴していた。それが9日になって文科省が再調査すると前言をひっくり返したのである。

 私は官邸の菅官房長官や担当の文科省高官らが、あまりにもムキになって否定するので「何かおかしい」と直感し、5月30日のコラム「時代を読む」(メールマガジン「まぐまぐ」にも掲載)で「驕りが過ぎると高転びも・・・、加計学園問題で異様な擁護と役人たたき」を書き8日夜にも再度書いていたのだが、9日朝になって文科省が「再調査する」と発表したので、「当然だろう」と思いつつ、9日になって再度このテーマを書き直すことにした。(メールマガジン「まぐまぐ」“虫の目、鳥の目、歴史の目”は毎月第2金曜日配信)

続きは、本日配信のメールマガジン「まぐまぐ」”虫の目、鳥の目、歴史の目”にてご覧ください。(初月無料)

続きに掲載されている本記事の見出し

・なぜ獣医学部の新設が必要なのか

・前川前次官発言で空気に変化

・内閣支持率も急落

・加計学園は一大コンツェルン

・アメリカFBIのケース

・日本の政府・役所はどこまで調査する?

画像は:加計学園ホームページ内の理事長あいさつページ