連続講座「飯沢耕太郎と写真集を読む」『プロヴォーク』とその周辺

今回のテーマは〈PROVOKE(プロヴォーク)〉。

プロヴォークは多木浩二、中平卓馬、高梨豊、岡田隆彦、森山大道によって1968年から1969年の間たった3号しか刊行されなかった伝説の同人誌です。

サブタイトルに掲げられたのは「思想のための挑発的資料」。

プロヴォークには、めまぐるしく変化する時代をうつし、来たるべき時代に向かおうとする写真と言葉が綴られています。

オリジナルの3冊が見られるとあって、いつもよりたくさんの方が参加してくださりました。

3冊じっくり見たあとは、プロヴォークの同人たちの集大成となる『まずたしからしさの世界をすてろ』を鑑賞。

プロヴォークを経た、森山大道『写真よさようなら』中平卓馬『来るべき言葉のために』高梨豊『都市へ』の3人の写真集も見て行きました。

(2014年9月28日開催・写真/文 館野 帆乃花)



「飯沢耕太郎と写真集を読む」はほぼ毎月写真集食堂めぐたまで開催されています。

2017年1月開催分からは解説のたっぷり入ったロングバージョンをお届けします。

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