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1.2017年は「副業解禁」の年
2.Q&A:「婚活で差別化するためには?」
1.2017年は「副業解禁」の年
「会社が潰れたらどうしよう」
私はサラリーマン時代そんなことを考えて、危機意識を人よりもかなり高く持っていました。この背景には私の幼少期のトラウマがあります。裕福だった生活をしていた幼少期、突然父親の会社が倒産しどん底に落とされました。「ピアノが欲しい」と言えば翌日に家に届く様な生活が、借金取りが自宅に来る生活に一変したのです。その時に「のびたくん」の様な私の呑気な性格も変わりました。「人生はいつ何が起こるか分からない。一生懸命生きなければダメだ。」と確信しました。そして生活が変わったことで大きな苦しみを味わわせてしまった母親に(彼女は私たち兄弟を進学させるため身を粉にして働き、結果無理がたたり病気になってしまったのです)、全力で恩返しをすることが私の人生のタスクとなったのです。
この幼少期のトラウマから私はサラリーマン生活にひどく危機意識を持っていました。
「会社が潰れたらどうしよう」
「明日クビになったらどうしよう」
「事業縮小したらどうしよう」
「給与形態が変わったらどうしよう」
そんな危機感を常に持っていました。
「危機感」は生存率を向上させる意識でもあります。「危機感」は意識を変え、行動を変え、また結果を変えてくれます。「会社が潰れたらどうしよう」→「潰れても良い様に準備をしよう」という算段です。そうして私はサラリーマン時代に自分の事業を構築しはじめ、起業するに至りました。強い危機感が行動を促し、結果を構築するに至ったのです。私の幼少期のトラウマは決して良い体験ではありませんが、その後の私の仕事観を大きく好転させてくれもしたのです。
さて私のことはさておき。トラウマがある無いにかかわらず、みなさんは「明日会社が潰れたら」どうしますか?また、どうなると思いますか?再就職は可能ですか?可能だとしたらどんな会社に転職することになりますか?給料は下がりますか?少し想像してみてください。
これらのことを深く考えれば考えるほどいかに「一つの会社に依存することが危険か」理解できるはずです。「ウチの会社は上場企業、簡単に潰れたりしないよ。」と思うかもしれません。ですがもっと小さい規模の話で「クビになる」「配置転換で給料が下がる」なんてことは往々にして有り得るでしょう。自分の意思に反して突然仕事が出来なくなることもあるかもしれません。例えば痴漢冤罪で会社をクビにさせられたり。事故で体の一部を損傷したり。
「そこまで考えたらキリがないじゃないか」
もちろんそれはそうなのですが、いずれにしても「自分の収入の柱を一本に絞る」ことにもう少し危機意識を持っても良いのだと思うのです。
今日はこんな話。あなたの仕事観を切り替える話です。2017年から生き方を変えましょうという提案でもあります。