大人の毎日は、土壇場の連続です。華麗に果敢に「大人のマナー」を駆使して、微妙なピンチをかわし、返す刀で自分の株を上げてしまいましょう。
同じ課の先輩は血液型の話が大好き。ミスをすると「だから●型は」と責めてきて、ホメるときも「●型らしい気配りだね」と血液型に結び付けてきます。
まあ、血液型の話が好きなこと自体は個人の勝手なので、責めるわけにもいきません(その代り心の中で呆れるのも勝手です)。
問題は、無駄に衝突せずに日々のストレスをどう減らすか。例によって「●型は……」と言ってきたら、
「先輩、じつは今まで●型だと思ってたんですけど、検査したら▲型でした」
と、困ったように言ってみます。たぶん「そうじゃないかと思ってたよ」ぐらいは言ってくるでしょう。しばらくのあいだ「▲型はこうだから」と言わせておいて、頃合いを見て、
「やっぱり●型でした」
と元に戻せば、先輩もさすがに恥ずかしくなって、血液型の話を振って来なくなる……かな?
●「大人の土壇場マナー」は、しばらくのあいだ、毎朝8時にアップします。よかったら「著者フォロー +Follow」をしておいてください。記事への「LIKE(左下のハートマークをポチッとする)」や、SNSでの拡散もどんどんお願いします。