※この記事は、『バーサーカーコラム』2014年4月27日からの抜粋です。
http://www.berserker.jp/column/show/71
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バルクアップのための心構えを毎月5点ずつ、紹介していきます。その内訳は次の通り。
1. トレーニング
2. 食事
3. サプリメント
4. 休養
5. その他
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1. 「効かせる」ことにこだわりすぎるな!
重い重量でサイドレイズをやっていると、トレーナーが飛んできて、「それでは僧帽筋に効いてしまうので、肩甲骨をこうしてああして・・」なんて言われるのはジムあるあるの一つ。
でもフォームにこだわり過ぎて、2kgくらいで顔をしかめながらサイドレイズやっている人は良くいるけど、それは単に脳で抑制が働いているだけで、本当の力を三角筋が発揮できていないだけ。効いているようでも実はたいした刺激は与えられていません。
ヘナチョコな重さで窮屈にやるよりは、他の筋肉を使ってもよいのでヘビーに豪快にやるほうが、ずっとバルクアップには効果的です。もちろん程度問題ですけど。
2. ジャンクフードを利用せよ!
健康情報が乱れ飛ぶこのご時勢。しかしアレもダメ。コレもダメとなると、結局なにも食べられなくなってしまいます。もちろん「注意したほうがよい食べ物・飲み物」はありますが、肝臓の機能がしっかりしていて解毒機能が働いていれば、そんなに過敏になることはありません。
安価にハイカロリーが摂取できるジャンクフードは、経済的に厳しい学生などにとってバルクアップのマストアイテム。あんまり健康に過度に気を遣いすぎるようでは、メンタル的にもバルクアップできません。神経質にならず、楽観的に食事を選んでいきましょう。
3. 質より量を重視せよ!
食事(栄養)もサプリメントも、効果の出てくる「閾値」というものがあります。一日に200gのタンパク質が必要なときに、プロテインをケチってトータル摂取量が150gになった場合、プロテインの本来の効果は得られません。
少量を多種取るよりは、本当に効果のあるものを必要な量だけ摂取すること。それがバルクアップの秘訣です。効果の出ない量を毎日摂取していても、なんの意味もないのです。
4.抑制性神経伝達物質とは?
筋肉がつりやすい。睡眠が浅い。回復が遅い。そんなときは、抑制性の神経伝達物質が足りないのかもしれません。抑制性神経伝達物質の代表はGABAやグリシン、タウリンなど。これらのアミノ酸類を摂取することで、上記のような症状は防げるかもしれません。
またトレーニングが夜の遅い時間になってしまう場合など、興奮してなかなか寝付けないことがあります。このようなときにも、これらのアミノ酸類をぜひ摂取したいところ。なおイミダペプチドのカルノシンにも、神経を鎮める作用が確認されています。
5.サプリメントをサイクルさせてみよう。
経済的に厳しい場合は、効果のあるサプリメントをサイクルさせるという方法があります。例えば3ヶ月クレアチンを摂取し、次の2ヶ月はHMBを摂取し、その次の2ヶ月はウルソル酸を摂取するといった具合。そしてまたクレアチンに戻るのです。
もちろん全てを同時に摂取するのが一番効果的ですが、それがままならない場合は各サプリメントを十分な量だけ摂取するために、期間を区切ってサイクルさせるという方法もアリです。