「HIDEMI SUGINO美術館」その17~フリュイルージュ(山本益博)

HIDEMISUGINO美術館17;フリュイルージュ

「フリュイルージュ」とは、「赤い果実」のフランス名。この菓子に使われているフランボワーズ(ラズベリー)とグロゼイユ(赤すぐり)を組み合わせたところから、この名前がつけられたと思われます。

フランボワーズは日本では「野イチゴ」という名前で親しまれていますが、「赤すぐり」はそれほどポピュラーではありません。でも、一度食べると、小粒ながら、その酸味の鋭さが忘れられなくなります。ですから、フランボワーズとグロゼイユは果物の酸味を生かすものとして、最強の組み合わせと言えますね。

カレーの辛さには少々弱い私ですが、酸味は料理でもデザートでも大好きです。何より、食欲を掻き立ててくれるからです。

何年もまえのことですが、オペラ歌手の佐藤しのぶさん夫妻と我が夫婦で会食をすることになり、待ち合わせに「HIDEMISUGINO」を選びました。

しのぶさんは、はじめ、お菓子屋さんでの待ち合わせに怪訝そうでしたが、食べたとたんに納得、酸味のあるムースは、軽くて食欲を掻き立ててくれ、見事なお菓子の「アペリティフ」となりました。以来、バースデーケーキを依頼するほどの「HIDEMISUGINO」ファンになってしまいました。

この続きを見るには

(200文字)

¥120(税込)

購入して続きを読む