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1.「副業」にノウハウやスキルは必要無い!!2017年のビジネストレンドである「未完成の文化」
2.:Q&A募集のお知らせ
2017年は「副業解禁」の年です。
政府の働き方改革では副業を「原則禁止」から「原則容認」と改定。また昨年末からしきりに報道されている「サービス残業」「ブラック企業」のセンセーショナルな取り締まりもこの「副業解禁」に話として繋がっています。サービス残業禁止、ブラック企業取り締まり・・・こうした取り組みは労働者の時間を確保しているだけでなく、残業代が減ることで「副業」という選択肢を採りやすくしている背景もあるでしょう。
人口減が見えている以上、「一人当たりの生産高」を向上させることが日本の経済規模を大きくする唯一の手段。政府が旗振りをしている以上、この「副業解禁」の流れは2017年を境に圧倒的に進んで行くでしょう。
「副業をするしない」と悩むのではなく「どの副業をするか」と悩む時代です。この話に関して細かくは前回までで語っています。「何故副業をしなければならないのか」をもし詳しく知りたければこちらの記事を購読ください。
実際注目度も高まっており上記の記事は私のmine連載の中で過去最高のVIEW数を記録しています。今回はさらにそこから突っ込んで「どんな副業をするか」に話を進めていきます。2017年「副業元年」にあなたはどう生きるべきか。具体的な事例を交えながら話を進めていきます。
スキルもノウハウも必要ないのがこれからの「副業」である
「副業解禁の年」「副業元年」・・・そう言われても「自分には何もスキルがない」「何をすればいいか分からない」「本業で手一杯で時間もないから無理」と思う人はほとんどではないでしょうか。
実は今のビジネストレンドにおいては「スキル」「ノウハウ」は必要ありません。むしろスキルやノウハウがあることで時に邪魔になることさえもあるでしょう。今の時代は「未完成を愛する文化」だからです。そしてそれは「衰退しているもの」「盛り上がっているもの」を観察すればその法則が理解できます。
未完成ゆえに付加される「信頼性」
例えば雑誌や新聞などは「衰退しているもの」の典型です。過去4年間で新聞の発行部数は読売朝日毎日の3大紙だけで235万部も減少しているそうです。雑誌は休刊が激増、特にファッション誌は顕著です。「egg」「小悪魔ageha」「CHOKI CHOKI」などの一時代を築いた有名誌はもちろん、コアなファンに根強く支えられていると思っていた「HUGE」「TUNE」なども休刊。個人的にはファッション誌では「Gainer」が休刊してしまったことが一番ショックでした。
昨今叫ばれて久しい「出版不況」ですが何故雑誌や新聞は売れなくなってしまったのでしょうか。「電子書籍に替わられただけなのでは??」と思う人もいるでしょうが実は電子書籍は世間で騒がれているほど売れるものではありません。電子書籍の普及率は昨年から横ばいとなっており「2割程度で頭打ち」となっているのが現状です。「普及率」「利用率」などこの手の調査結果は調査方法により数字が変動するものですが、実際私も著者として書籍を出版していますが電子書籍よりも圧倒的に紙の割合が大きいのです。無名状態でブログから拡散が始まった私はネット発の著者であり、電子書籍とは他の著者よりも親和性が高いはずです。それでも紙の方が割合としてははるかに大きいのが現実なのです。(ちなみにそれでも他の著者さんよりは電子の割合は若干高い様です)
では雑誌新聞が売れなくなっているのはなぜか。