連続講座「飯沢耕太郎と写真集を読む」 光画を読む

今回のテーマは〈光画を読む〉。

『光画』とは1932年から全18巻刊行された写真雑誌。

写真家の野島康三、中村岩太、木村伊兵衛、そして写真評論家の伊奈信夫によってつくられました。

伊奈はこの雑誌で「芸術写真と絶縁せよ」とうたい日本写真論の金字塔を打ち建てました。

こちらは、とっても貴重な原本。

『光画』は日本の新興写真を代表する写真雑誌です。

今回は贅沢にも、全巻じっくりと鑑賞していきました。

「新興写真」については前回の講座〈日本の戦前の写真〉で紹介されています。

みなさんとても真剣!

そして、なんと言っても、飯沢さんが一番楽しそうなんです。

飯沢さんの写真を愛する気持ちが伝わって来て聞いている私たちも一緒に写真集を楽しむことができますね。

その楽しそうな雰囲気にオーナーのおかどさんも覗きにきました。

講座も終盤に差しかかるとキッチンからはおいしそうなごはんのにおい……。

日曜の朝からこんな時間を過ごすのも素敵ですね。

(2014年5月11日開催・写真/文 館野 帆乃花)



「飯沢耕太郎と写真集を読む」はほぼ毎月写真集食堂めぐたまで開催されています。

2017年1月開催分からは解説のたっぷり入ったロングバージョンをお届けします。

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