
1. 汗は美容液!?
こんにちは。ダイエットアカデミー代表の上野です。
だんだんと暑さが増してきましたね。
この時季になると「汗」が気になる人も多いのではないでしょうか?
汗をかくと不快感があり、ニオイが気になる人もいます。
また、人によっては汗をかくとアトピー性皮膚炎のかゆみが増したり、あせもや炎症などの肌トラブルにつながる人もいます。
こうやって見ると汗は悪者に思われがちですが、本当にそうなのでしょうか?
暑くなると汗が出て不快感を伴うことがあります。
でも、実は、汗はカラダにとって大切な役割を果たしているのです。
まず汗について、もう少し詳しく知っておきましょう!
汗には「体温調節」の機能があるのはご存知かと思います。
通常、健康であれば環境と体温上昇に応じて、暑い日にはその分たくさん汗をかいて体温調節をしているのですが、少しでも汗をかきにくい状態になると容易に体温が上がりやすくなり、うつ熱(体内に熱がこもる状態)や皮膚温の上昇が生じ、熱中症のリスクにもつながります。
また、汗には「保湿」作用もあります。
汗の中には乳酸ナトリウム、尿素など、水と親和性の高い天然保湿因子が含まれています。
皮膚の保湿にはこういった汗の成分が大きく貢献しており、汗をかけない人は乾燥肌になっていきます。
例えば、アトピー性皮膚炎の方だと「汗をかくと気持ちが悪く、ものすごくかゆくなる」と言います。
そのため、汗はアトピー性皮膚炎の人にとっては悪いモノだと思われています。
汗をかかないよう指導する医師も多いくらいですが、短絡的に「汗を避けるべき」という指導は間違っています。
汗をかかない指導を受けると、アトピーの人は汗をかく機会を失い、汗が出にくいカラダになり、余計に悪化するのです。
それは上記した乾燥肌になるということからも、予測がつくと思います。
2. ベタベタ汗とサラサラ汗
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【今週の目次】
1. 汗は美容液!?
2. ベタベタ汗とサラサラ汗
3. 理想的なお水の飲み方
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