
こんにちは。
ダイエットアカデミー代表の上野です。
1. やる気がない時につける特効薬
先日、経営者仲間と二人で食事していた時のことです。
相談というほどのことでもなかったのですが、彼からこんなことを質問されました。
「最近、やらないといけないことが多いのに、全然やる気が起こらないんだけど、どうしたら良いですか? 上野さんは、いつもやる気に満ちあふれているように見えるのですが、やる気が出ない時もありますか?」
僕は即答しました。
「あります! よくありますよ」
“やらないといけないこと”をやろうとするけど、やる気が出ない。そんな時は、まずは頑張ってやってみるのです。それで、やる気が出る場合もあります。
でも、それでもやっぱりやる気が起こらないなら、「今はそんな時期だ」と割り切って、やらないといけないことを敢えてしません。
なぜなら、「やらないといけない」という強迫観念や義務感から余裕がなくなり、ますますやる気がなくなってしまうからです。
そんな状態でやっても前に進みませんし、効率も悪いですからね。
だから、「やらなきゃ!!」を少し手放してみる─
そうすると、「やらなきゃ!! やらなきゃ!!」「大変だ!! 大変だ!!」のリフレインに縛られていた自分の心や思考に少し余裕が生まれます。
この少しの余裕が大事!余裕があると、やる気も出てくるものです。
誰だって、仕事に追いかけられているときって束縛感があって、その呪縛を解きたくなりますよね。
だったら、その縄をほどいて、「さぼる!」という選択もあっていいんじゃないでしょうか?
僕は、やる気が起こらない時は2泊3日で旅行に行ったりします。
その間は全く仕事をしない!と決めてフロントにノートパソコンと携帯を預けます。まぁ、パソコンを持参している時点で仕事人間なんですけどね(笑)
オフラインの時間を満喫するということで、フロントに預けて、仕事のことを考えないようにします。
そういう場合は、ホテルより旅館を選ぶことの方が多いのですが、その理由は旅館のほうがのんびりできるからです。
旅館がある場所って、だいたい田舎ですし、場所によっては電波が入らないこともありますし、部屋風呂や露天風呂などがあり、よりノンビリできる環境ですもんね。
温泉宿にチェックインして、すぐにお風呂に入って、お風呂上りにビールを飲んで(もちろんエビスかプレミアムモルツ)、それから少し昼寝をする。
それが僕ののんびりスタイルです。
他にも映画を観に行くこともありますし、マンガが好きなので、ときにはネットカフェに3時間くらい入ってマンガを読み漁ったりもします。
サッカーやゴルフの打ちっぱなしに行ったりもしますし、とにかく、頭の中で小バエのようにブンブン飛んでいる「やらなければならないこと」とは無関係のことをします。
パソコンをずっとつけていたら熱をもってフリーズしてしまうのと同じですね。一度、シャットダウンしてみる。
人間なら、とことんサボるんです。
「サボり方リスト」は、多ければ多い方が飽きなくて良いです。やる気がダウンしたときに、誰よりも早くアップする術をもっていることも、ハイパフォーマーの条件ですよ。
ポイントは中途半端にさぼらないこと。中途半端にさぼると、逆に停滞期間が長くなります。
振り子のように、満足するまで大きなふり幅でさぼれたら、その反動も大きい分、一気にやる気モードに戻れます。
この方法は、たとえば禁煙にも応用できます。
タバコを止めたくてもやめられない人は、毎日100本吸えばいいんです。(極端な例えですが(笑))
そうすると喉から出血したり、嘔吐したり、肺が痛くなるはずですし、止めざるをえなくなりますからね。
ダイエットしたいけれども、食欲を抑えられないという人も同じです。そういう場合はとことん食べてみることです。吐くまで食べてみる。
チョコレートが好きならば、チョコレートを朝から晩までとことん食べる。中途半端にするとまた食べたくなりますから、吐いても食べないといけません。
0か100にすることです。
仕事をやらなければならない
タバコをやめなければならない
ダイエットしなければならない
「~しなければならない」は、やる気を削ぎ落します。
「~しなければならない」の金縛りを解くには、真逆のことをとことんやること。
劇薬ではありますが、やる気を取り戻す特効薬になりますよ。
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【今週の目次】
1. やる気がない時につける特効薬
2. 週の労働時間を6時間にする
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