こんにちは。
ダイエットアカデミー代表の上野です。
1. むくみの危険性について
先日、経営者仲間たちとゴルフをして、夜は食事やお酒を飲み、語り合いながら一泊二日を過ごしました。
その時の出来事です。
朝、起きた時に、一人の経営者が、笑いながら「今日もすごくむくんでいる」と言って、手の甲を見せてくれたんです。
見ると、パンパンに張っていて、まるでマムシに噛まれたかのように腫れていましたし、肌も乾燥していました。足の甲も見せてもらいましたが、やはり同じようにむくんでいました。
彼は33歳。僕より10歳くらい年下です。太ってはおらず、むしろ痩せ形で身長180cm、体重70kg。
むくみは、年齢が上がるほどやはり出やすくなりますが、同じようにゴルフをして、同じようにご飯を食べて、同じようにお酒を飲みました。
まあ、彼の方が少し多く飲んだかもしれないけれど、それを差し引いても、僕はむくんでいないのに、彼はひどくむくんでいるのです。
彼はなぜそんなにむくんでいたのか?
彼は冗談っぽく自分のむくみを笑っていたけど、じつは笑いごとではありません。
それをわかりやすく教えてくれるのが、正月太りです。
正月太りのほとんどは、脂肪がつくというより、むくみが原因です。
なぜなら、普段より動かないし、お正月料理は塩分が多く、お酒の量も増えるからです。
もちろん、食べる量も増えますが、それ以上に問題なのは、おせち料理などお正月に食べる料理は腐らないように塩分が多く、塩分過多が原因でむくんでしまって、むくんだ分の体重が増えているのが正月太りの正体です。
正月太りの体重増加は、2、3kgくらいが平均だと思いますが、むくみの成分である水分が、本来、尿や便、もしくは汗で出ていくはずなのに、出ていってないという状態です。
つまり、彼は毎日、お正月状態に近い食生活を送っていることが十分に予想されます。
同じような環境で一泊二日を過ごして、僕はむくまず、若い彼がむくんだのは、普段の過ごし方の差が出ているのです。
僕もお酒を飲んで、むくむことはあります。でも、それは一時的なもので、彼みたいにパンパンになるようなむくみ方はしません。
痛風の人がよく「親指が痛い」と言いますが、彼はその一歩手前。
痛風はむくみが取れなくなった状態ですから。あんなふうに風船のようにパンパンにふくらんでしまうと、そのうち、痛みもでてきます。
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【今週の目次】
1. むくみの危険性について
2. 男性でむくむ人は、確実に糖尿病予備軍!?
3. 「お昼は食べない」をそろそろ常識に!
4. 新年の抱負を実現するヒケツ
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