
おはようございます。
ダイエットアカデミー代表の上野です。
1. “思い込み”を味方にする
先日、いつものように朝軽~くジョギングをしていました。
ちなみに、ジョギング中は英会話をリスニングしています。上達しているかどうかは微妙ですが(笑)
僕は毎朝、軽くジョギングをしていますが、学生時代の僕しか知らない人は皆、その話をすると驚きます。
「え~ あの啓樹が朝から運動を?」
僕は高校2年生まで運動神経が鈍く(と言うかそう思い込んでいました)運動会や体育祭が大っ嫌いでした。
だって運動神経が鈍い人からしたら運動会って公開処刑ですよね。
何が楽しくて、観衆の前で無様な姿を披露しなければならないんだ。
くらいに思っていました。
ですから、運動会当日の朝は毎回大雨が降れ!学校が火事になれ!大地震が起これ!なんて願う始末……
しかし、そんな僕が今では運動神経抜群!と言われるようになった、キッカケがあったのです。
今でも覚えているのですが、それは高校2年生の体育祭でのこと……
ある日、体育祭に向けて誰がどの種目に出るのか?を決める時間がありました。
当然僕は、死んだふりをしていたのですが、なぜか???クラス対抗リレーの出場者5人だけは、ジャンケンで決めようということになり、「オイオイ!そこは足が速い奴が出るもんだろ」と思いながらも「さすがに5/40のジャンケンなら大丈夫!」と、10分後に負けた僕は、世の中そんなに甘くないことを知りました。
で、運動会当日!
4走目の僕にバトンが渡るという公開処刑まで、後10秒というときに僕はハッキリと見えたのです。
自分が前の走者を追い越し、1番でアンカーにバトンを渡す姿が!
と、こんな話をするとコイツ頭がおかしいのか?と思われるでしょうけど、本当に見えたんです。
明確にハッキリと!
感覚としては「時間が止まって、僕だけがその映像を見ているような」感じです。
そして、実際走ってみたら、その通り1番でアンカーにバトンを渡し、僕のクラスは学年1位になったのです。
正直、走っているときの記憶はなく、気がついたら、息を切らしてバトンを渡し終えていました。
その日以来、僕の間違っていた思い込みは外れ、運動に対して自信がついたのです。
今では「運動神経抜群!」と思い込んでいます。
で、何が言いたいかというと、「間違った思い込みを抱えている人が多い」ってこと。
そもそも、運動神経の鈍い人はいないです。
走るのが苦手と思い込んでいる人でも、野生のライオンに追っかけられたら速く走れますし、
泳げないと思い込んでいる人でも、海に投げ出されたら泳げます。
運動神経が悪いのではなく、ただ単に〝カラダの使い方″を知らないだけなのです。
脳からカラダに指令を出すから動けるのですが、
その指令を間違った思い込みによって、間違った指令を出したらどうなるか?
当然、思うようにカラダは動きません。
さらに、これをやってしまうと、運動神経が悪くなる! ってことを、自ら進んでやっている人が多いのですが……
僕はたまにゴルフに行くのですが、必ずといって良いほど
「このコース難しそうだな」
「あ~嫌な距離を残したな」
「このパットは難しい」
などと、ネガティブな発言をする人がいます。
確かにプレー中にそういう状況は多々あるし、そう思う気持ちもわからなくもないです。
しかし、そう言っても現実は何も変わりません。
むしろ、無駄に力が入って余計に難しくなります。
僕は、決してゴルフは上手くないですが、そういう言葉だけは一切言わないです。
もう一つ。
以前、ウェイクボードに行ったときのお話。
僕を含めて経営者仲間4人で行ったのですが、そのうちの1人が終始
「難しそう」
「乗れる気がしない」
「ダメかも」
と言っていました。
僕は何の根拠もなしに、「僕なら最初から立てるよ!」と言っていました。
案の定、彼は一度も立てることなく、何度も川に沈んでいきました。
対する僕は1回目、最初の最初から立てて、ターンまでスムーズにできました。(ウェイクボードは最初に立つまでが難しいといわれています)
最後はジャンプして宙返りまでやりました。これは失敗して水面に激突しましたが(笑)
先ほどのゴルフの話と同じですが、ココから先に学んでいただきたいポイントがあります。
ネガティブな発想や発言は、間違った思い込みを創ります。
『僕は運動神経が悪い』
↓
『無駄に緊張して力が入りすぎる』
↓
『悪い結果になる』
↓
『やはり運動神経が悪いんだと思い込む』
お話したように、高校2年生までの僕はそうでした。
でも、走る前のイメージをポジティブに変え、発言も根拠も自信もないけど、「出来る! 出来る!」と言い切る。
そうすれば、自分が思っている以上の成果が出るようになります。
これは、運動に限らず何でも同じです。
「お金がない」って言っている人は絶対に稼げないし、お金持ちにもなれません。
お金がないのは、真剣に仕事をしていないから。
もしくはお金とちゃんと向き合っていないか、大切に扱っていないからです。
その証拠に、お金持ちは「お金がない」なんて言わないです。
お金持ちだからお金がないと言わないのではなく、お金がないと言わないからお金持ちになる。
実際、ウェイクボードをするときに経営者仲間たちには「僕は運動神経抜群だから、一発目で乗ってみせますよ」と宣言しました。
初めてやることで、何の根拠もないですよ。
正直、運動神経抜群というほどのものでもないです。
でも、いつも僕はそう言うようになってからカラダが勝手に思うように動くようになりました。
「それはもともと運動神経が良かったからだよ」
と言う人もいますが、そう言っている時点で、その人は何も変わらないですし、この先もずっと、間違った思い込みに足を引っ張られた人生を送ることでしょう。
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【今週の目次】
1. “思い込み”を味方にする
2. 僕は野菜がキライです
3. Q&Aコーナー
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