No.39 のび太がジャイアンに勝つ方法~目標達成している人のヒケツ~

1. あなたの生き方は、潜在意識が決めている

こんにちは。

ダイエットアカデミー代表の上野です。

僕は、言葉をすごく大切にしています。なぜかというと、言葉を発した時点で、それは私物ではなく、公のモノになるからです。

そして、その言葉を一番最初に耳にするのは自分であるということが、今日のお話の“ポイント”になります。

自分が発した言葉を聞いているのは自分の「意識」であり、その意識は、顕在意識と潜在意識で構成されています。

顕在意識とは、自分で考えて行動することが出来る意識。

潜在意識とは、過去の経験や知識として知ったこと、見たり、聞いたりしたこと、それによって感じた印象や思考が本人が忘れていても記録されているところです。

ある衝撃を受けたときや、逆に力んだ状態からフッと力を抜いた時に表れたりします。

顕在意識は、「意識」潜在意識は、「無意識」といってもいいです。

そして顕在意識(意識):潜在意識(無意識)は、だいたい「1:9」の割合いで構成されているといわれています。

ですから、自分で「意識」できている顕在意識より、潜在意識のほうがずっと僕たちに影響を与えているのです。

この構造は「海に浮かんだ氷山」にたとえられていて、顕在意識は氷山の一角を意味しています。

たとえば、ダイエットしたいと望みながら、痩せられない人は多いですね。

そんな人はダイエットを成功させるという意志は持っていますが、それを顕在意識でやっているだけで、自分に大きな影響力をもつ潜在意識では「ダイエットしたくない」「頑張りたくない」「今の自分を変えたくない」と思っているのです。

潜在意識(無意識)では「今のほうが楽じゃん」と言っています。

この無意識の自分こそが真の姿で、真の姿がダイエットしようと思っていないから、ダイエットに成功しないのです。

しかも、人間は1日に15時間以上を潜在意識で過ごしています。

逆にいうと、ダイエットでも何でも何かを成功させるなら、潜在意識にすり込むことがとても大切です。

≪探し物と潜在意識≫

探し物をする時、探しても探しても出てこないのに、「探すのやーめた」と思う時にポッと出てきた経験はありませんか?

これは潜在意識が探すのを止めていなかったからです。潜在意識は、あきらめていなかったわけです。

「もういいや」と完全にあきらめてアンテナを下ろしたら、探す物がたとえ目の前にあっても見えせんが、潜在意識ではアンテナを張ったままなので見える、見つかるということなんです。

「そろそろ引っ越そうかな」と思ったら、「こんなところに不動産屋があったんだ」とか不動産屋さんがやたら目に入ってきたり、電柱に貼ってある不動産情報などについつい目が行ったり、いつもは捨てているチラシを見るようになったりしますね。それも潜在意識の仕事です。

≪創造と潜在意識≫

僕は原稿を書くときに潜在意識を活用しています。

原稿は、ゼロからモノを生み出すものなので、「さあ書くぞー」といって、スラスラ書けるものではありません。

僕は今まで6冊の本を書いてきましたが、二日間休みを取って、図書館やカフェにこもってパソコンに向かっても「2ページしか書けなかった・・・」ということは珍しくありませんでした。

原稿を書くのは芸術と似たようなところがあって、出てこないときは、さっぱり何も出てきません。

でも、意外なときにパッとひらめいて、不思議なほどスラスラ書けるときもあります。

たとえば、夜はパフォーマンスが落ちるから、「朝起きてから原稿を書こう」と思いながら21時頃に寝るわけです。

すると、夜中の2時くらいにパッと目が覚めて、閃いたままに文章の続きがスラスラ書けるという経験を何度もしました。

そんな時は全く眠くないし、もう、文章が頭のなかに出来上がっているんです。

パソコンで出力する方が追い付かないくらいスラスラと書けます。まるでピアノを弾いているかのように。

なぜこんな状態になれるかというと、潜在意識は、寝ているときに優位になるからです。

ひらめきというのは、ゼロからではなく、「点」がいっぱいあって、それが「線」になるというイメージです。

文章がスラスラ書けるのは、頭に中に散らばっていた書きたいことの「点」を潜在意識が線にしてくれるイメージです。

これを僕は、「ハイパフォーマンスモード」と呼んでいます。

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【今週の目次】

1. あなたの生き方は、潜在意識が決めている

2. 潜在意識の禁句

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