1. 「仕事のVSOP」とは?
おはようございます。
ダイエットアカデミー代表の上野です。
著書「一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか?」
にも書いたのですが、今日は「仕事のVSOP」について、お話します。
VはVitality
SはSpeciality
OはOriginality
PはPersonalityのことで、
これをビジネスライフに置き換えると
20代はVitality(活力)
30代はSpeciality(専門性)
40代はOriginality (創造力)
50代はPersonality(人間性)
というカテゴリー別になります。
20代のうちはVitalityで仕事が出来ます。
習うより慣れろで、仕事の量をこなし経験を積む。
もちろん学習も同じで、いろいろなことに興味を持って首を突っ込み、調べまわるくらいのバイタリティが大切な世代です。
それが30代になると、今までの経験の積み重ねから、その業務に関しては余人に負けない専門的な知識と能力を持って、高いレベルで仕事が出来るようになっている必要があります。つまりSpecialityが必要です。
40代になったら、専門的な知識の上に、自分のOriginalityを活かして創意工夫を重ね、新しいものを創造することが求められます。
50代になると、自分で働くよりも、より大きな組織を動かして成果を生み出すことが求められますから、人望の厚いPersonalityが必要になってきます。
孔子の「論語」の中には、
吾、十五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順う。
七十にして心の欲する所に従えども、のりをこえず
という有名な一節があります。
20代はVitality=学に志す
30代はSpeciality=立つ
40代はOriginality=惑わず
50代はPersonality=天命を知る
というふうに並べてみても、結構リンクしている気がします。
孔子と並ぶなんて恐れ多いですが(笑)
孔子は、今から約2550年前に生まれた儒教の創始者で、「吾、十五にして学に志す」からの一節は、自分自身の人生を振り返った人生観ともいわれます。
何千年の時を経ても、人間としての理想の生き方、成長の仕方は変わらないのですね。
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【今週の目次】
1. 「仕事のVSOP」とは?
2. あなたにもある7つの間違った思い込み
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