おはようございます。
ダイエットアカデミー代表の上野です。
1. 成功だけじゃなく、失敗も哲学する
前号の【vol.54】悪いことは必ず起きると考えよう!~マイナス思考も使いよう~で、ビジョナリーな経営者に求められる資質は、「短期的なマイナス思考」と「長期的なプラス思考」だとお話しました。
「長期的なプラス思考」として、「万が一、失敗しても必ず乗り越えられると信じる!」についてもお話ししましたが、ダイエットも「失敗」に対する考え方次第で、結果はぜんぜん違ったものになります。
ダイエットに失敗し続ける人は、知識不足以前に、失敗に対する考え方が未熟です。
ダイエットに失敗する人には大きな特徴があります。
イソップ物語の「すっぱいブドウの話」をご存知でしょうか?すでにご存知の方も多いかもしれませんが、少しお付き合いください。
むかし、むかし、あるところにキツネがいました。そのキツネ、ブドウが木の高いところに実っているのを見つけました。
キツネは、それを取ろうとして何度も飛び跳ねるのですが、あともう少しのところで届きません。
それで、あきらめたキツネが捨てゼリフを吐くのです。 「このブドウはどうせすっぱいに決まっている!誰が食べてやるものか!」
これを「合理化」と言います。
簡単に言うと負け惜しみですね。
そうやって、フラストレーションを解消するのです。
何度か挑戦して、できないと「合理化」するのです。
心のどこかで出世したいと思っている男性なら「出世なんて、馬鹿がやるものだ!」とか。
心のどこかで美しくなりたいと思っている女性なら「そこまでお金をかけて、綺麗になりたくない!」とか。
ダイエットにも同じことが言えます。
ダイエットしようとしても、上手くできそうにないと、「どうせダイエットに成功しても、リバウンドするよ」みたいな形で「合理化」します。
それ以外の、ダイエットに対する合理化の例だと、