
1. 温かい食べ物を食べると寒くなる?
こんにちは。
ダイエットアカデミー代表の上野です。
さすがに冬の気配が漂い始めていますが、少し前までは、朝晩冷えるのに日中は日差しが夏!って日が続きましたね。
寒暖差は体調不良や、風邪の原因にもなるのでご自愛くださいませ。
また、寒くなってくると、身体を温めるために温かい飲食物を口にしがちですが、実はこれ、逆効果です。
スープや鍋、おでん、白湯、お茶、コーヒーなどなど……
確かにそれらを口にすると、一時的には暖まります。
しかし、「山高ければ、谷深し」で急激に上がった体温は急激に下がりますし、下がった時により一層、寒さを感じます。
しかも、それは対処療法なので永遠に繰り返すことになります。
それよりは根本的な改善をしませんか?
2. 腹式呼吸がすごい!
改善方法は2つあります。
一つ目は「呼吸」です。
体が冷える原因は、気温による寒さを除けば、体温の低下です。
そして、体温と密接に関係しているのが血流です。
血流を良くするには、深い呼吸がおすすめです。
呼吸が浅くなっている時は、姿勢も悪く血流も悪くなり、結果、寒くなるのです。
試しに、「寒いなぁ…」と感じたら、深呼吸を30秒で良いのでやってみてください。
体温が上がるのが分かりますし、寒さも軽減できます。
理想的な呼吸方法は“腹式呼吸”です。
この呼吸法によって代謝が上がり、体温も上がります。
寒い時、運動の前後、リラックスしたいときに最適です。
やり方は簡単ですので、毎日お布団の中でも良いので、寝る前、起きた直後にやると良いでしょう。
~初級編~
最初は、お腹をへこませ、口からゆっくり息を吐きます。
まず口を大きく開け「ハー」と息を吐き、それから「フー」と肺の中の空気を出し切ります。
つまり、腹をへこませ、できるだけゆっくりと時間をかけながら息を吐くということになります。
次に、お腹を出しながら鼻からゆっくり息を吸います。
呼吸する時間は、“ゆっくり”を意識しながら自分のペースで行えばよいのですが、目安がほしいなら「吐く:吸う=2:1」と考え、6秒で吐き、3秒で吸えばよいでしょう。
慣れたら、できるだけ長くできるようにしてみてください。
この腹式呼吸法では、特に「ゆっくり吐くこと」が重要視されます。
「悪いエネルギーを吐き出してから良いエネルギーを取り入れる」とイメージして呼吸すると更に効果的ですよ。
~上級編~
「7秒で吐き、7秒で吸い、7秒止める」ことを目標とします。
慣れてきたら、この時間をできるだけ延ばしていってください。
また、「ゆっくり吐くこと」を重視し、「吸う:止める:吐く=1:2:3」を目安にします。
例をあげると、「4秒間で吸い、8秒間止める、12秒間かけて吐き」という感じです。
これらの呼吸法は、基本的には、「口で吐き、鼻で吸う」といった方法で行いますが、口を使わず「鼻で吐いて鼻で吸う」という方法で行っても効果的です。
いずれにしても、息を一瞬止める方法なので、無理せずに行ってください。
3. 冷えを呼ぶ白い食べ物
もう一つの改善方法は飲食物です。
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【今週の目次】
1. 温かい食べ物を食べると寒くなる?
2. 腹式呼吸がすごい!
3. 冷えを呼ぶ白い食べ物
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