トレンドフォロー戦略(3)~利益損失比率と時間軸/田渕直也のトレードの科学 Vol.030



トレンドフォロー戦略のポイント(まとめ)

前回お話ししたトレンドフォロー戦略のポイントをまとめてみましょう。

・トレンドを認識しそびれたり、時間がたってからポジションをとる確率をできるだけ小さくするために、トレンドが発生したかどうかを、見誤ってもいいので出来るだけ早く判断する

・トレンド発生時点で逆向きにポジションを持っていたり、ポジションをとった後にトレンドが反転したりした場合には、とにかくすぐに損切をする。

・平穏時に、トレンドの発生を先回りしてポジションをとる場合は、ポジションの量を小さめにする。

・逆に、トレンドが強いときには、ポジションは大きめにする

・うまくトレンドに乗った場合は、できるだけ利食いを遅らせて、十分な利益を得ることを心がける。

とくに重要なポイントは、損切を徹底することと、失敗してもいいので、できるだけ利食いを遅らせて大きな利益を狙いに行くということでしょう。

「利食いを遅らせる」ためのポイントは、急反転するリスクはある程度負いながら、指値で利益確定などせずに、トレンドが続いていると判断できる限りポジションを持ち続けるという感じでしょうか。

トレンドラインの少し下あたりに逆指値で反対売買のオーダーを入れておいて、トレンドが伸びていくにしたがってそれを少しずつ引き上げていくようなイメージでもいいかもしれません。

やり方はいろいろあると思いますし、いつまでも利食いしないわけにもいきませんが、肝心なことは、トレンドは思っているよりも大きくなる可能性があるので、そうなった場合に十分な利益を取り損なわないようにすることです。

とくに、トレンドが非常に強い場合、あるいはトレンドが加速しているように見える場合は、思わぬ大きな動きに発展する可能性があります。一方で、トレンドが弱々しかったり、勢いが一向に強くならなかったりする場合には、そんなに引っ張らない方がいいでしょう。

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