ノートを常時携帯しよう~午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門」

■先週の活動と気づき

先週は日曜日から水曜日まで妻の福岡・熊本出張に付き添い、木曜日は午前中がアメリカのHSBCと電話ミーティング、夜はトレイダーズ証券でFXのオンラインセミナー、金曜日は日本政策金融公庫で面談と、せわしなく1週間が終わってしまいました。

HSBCはアメリカの物件の買い替えのため、新規にローンが組めるかという相談で、4,000万円くらいなら大丈夫そうだという話。

日本では太陽光案件を持ち込んでいたとある地銀から連絡が。「法人と個人の関係をうまく説明できないので取り組みは難しい」とのこと。。。残念。

それにしても資金繰りが厳しい!以前も少し書きましたが、ここ3か月ほどの出費を振り返ると・・・

・税金400万

・銀行に借り換え手数料を120万

・そのときの登記費用40万(ローン2本分)

・借り換え条件の定期預金100万

・妻の太陽光550万

・その登記・抵当権設定・農地転用費用50万

・投資信託50万

と、すでに1,300万超え。しかも毎月100万円の共済や積立保険があります。

小規模企業共済14万

倒産防止共済60万

確定拠出年金11万

お付き合いの積立保険11万

所得控除のための保険5万

これが7口座に分かれてるため、引き落としに間に合うよう、収入が入ってくるたびに口座間で資金を移動させ融通しあうという、自転車操業状態です。

今でさえ苦しいのにこの先、妻名義の発電所の頭金が500万、別の発電所で450万、法人名義の発電所で300万が夏までにかかる見込み。。。無理だ。。。

小規模企業共済の契約者貸付制度に申し込むしかなさそうです。。。

■ノートを常時携帯しよう

・日常の不便

・不満

・あったらいいな

・問題解決をメモする

起業はしたいけど、何をやるべきかで悩んだり、最初の一歩を踏み出せない人も多いのではないでしょうか。

ネタ探しの一つの方法は、日頃接している商品やサービスの中から、いろいろなことを感じとることです。

生活の中の不便や不満、きっと皆こういう商品やサービスを求めているのではないか、こんなことで困っているのではないか、ということに気づき、それをメモしていくことです。

セレンディピティーという言葉があります。辞書には「当てにしていなかった幸運を偶然見つける能力」とされており、科学的発明や発見が例としてよく使われます。

古代遺跡を偶然発見したとか、実験の副産物として偶然できて発明に至ったとか、何気なく見ていたことがきっかけになって画期的な発見をしたなどという場合に、その人をさして「セレンディピティーがある」とか「セレンディピティー能力が高い」とか言います。

しかし本来の意味は、「一度しっかり考え抜いて潜在意識に植え付けたり、常に問題意識を持って行動したりすることで、他人には見えないヒントを見いだし発見に結びつけること」です。

どのような発明や発見も、問題意識なしにはなしえません。問題意識がなければ、チャンスやヒントが目の前を通り過ぎたとしても気がつかないのです。

アイデア商品はその最たる例で、普通の主婦でも日頃から問題意識を持って生活していれば、大金を生む発明をすることができるのです。

有名な洗濯機の糸くず取りは、発明した主婦は特許のロイヤルティで3億円もの収入になっており、売れ続けているため、継続して収入が得られています。

あるいは今ではすっかり根付いた「地下鉄乗り換えマップ」を作った株式会社ナビットの社長である福井泰代氏もその一人です。

考案のきっかけになった出来事とは、夏の暑い日に子供をベビーカーに乗せて出かけていたのですが、乗り換えで地下鉄の中を歩いているうちに疲れ果ててしまい、それで乗り換えに近い場所が前もってわかれば便利と考えた、というものだそうです。

そして、週末ごとに夫に子供を預け、都内の地下鉄駅を自力で調査したそうです。

200以上もの駅にあるエスカレーターやエレベーター、トイレなどの位置、別路線への乗り換えに便利な車両はどこかをメモしまくったのです。

そうしてできた莫大な記録を企画書として50社以上をまわってついに出版物への採用へとこぎ着けたそうです。

その後、自己資金で(有)アイデアママを設立し、『電車&地下鉄のりかえ便利 MAP』は、都営地下鉄、営団地下鉄、JRなどへの導入が決まっていきました。

福井氏はもともと育児用品の発明が趣味だったそうですから、日常の不便に対する問題意識が非常に高かったのでしょう。

その後の行動力も凄いの一言ですが、問題意識を持って日々を過ごしていたからこそ、「日常の不便」「あったらいいな」という気づきが得られたのです。

今まで多くの人が同じようなことを思いついたはずですが、それを形にしたのが彼女だったのです。

常に何らかの問題意識を持っていなければ、それが目の前を通り過ぎても目に入らず気づきを得ることはできません。私はこれを「信号機の法則」と呼んでいます。

どういうことかというと、道路の交差点にある信号機を思い出してください。ここでクイズですが、横型の信号機で、青信号は右側と左側のどちらにあるかわかりますか?

止まれを知らせる大切な赤信号は道路の真ん中に近い右側にあり、重要度の落ちる青信号は左側にあると、位置関係の理由を知っている人には簡単ですが、知らない人にとっては自信を持って答えることができないのではないでしょうか。

普段から頻繁に目にしている信号機であっても、見ようとする意識がなければ見えない。

つまり、起業したいけど起業するネタがないというのであれば、そのネタを見つけようとする意識がなければ、そのチャンスが目の前を通り過ぎても、気づかずモノにすることはできません。

ノート術を駆使するには(これに限らず、手帳術でも同じことですが)、起業を目指しているなら、「将来は起業したいと思っています」などと自分の将来の夢を希薄にしてはいけない。

日々触れる膨大な情報が無為に通り過ぎてしまわないよう、常に見ようとする意識が必要です。

・アイデアをビジネスモデルに変換する

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