疑似触覚を体験してみる [研究室のいま] 

 [世界VR史]の第5回、「力を使わない力覚ディスプレイ」で、Pseudo-hapticsのことを書いた。ぜひ体験してみたいという声が多かったので、学生に頼んでプログラムを作ってもらった。試してみてはいかがだろう。マウスで画像上の矢印カーソルを動かすと、疑似触覚が体験できる。

https://mikotex.github.io/pseudosample/

 FirefoxおよびGoogle Chromeにて動作することを確認している。一部のブラウザーでは正常に表示されない場合があることをご了承いただきたい。

 さて、それだけでは記事としてあまりに短いので、もうひとつの体験アプリを紹介しよう。これはYubi-Tokoと呼ばれるもので、スマホで力覚を感じようという作品である。写真にあるように、アプリをダウンロードすると、雪道が現れる。画面を指先でスクロールしてもらいたい。雪が深いところと浅いところで歩きにくさに差を感じないだろうか。ザク、ザクという音も雪道を歩くという感覚を増幅する。これも学生が作ったものだが、癒し系のアプリとして著者は気に入っている。現在のところ、iOS(iPhone、iPad)のみの対応であるが、興味があれば下記よりダウンロードして、体験してみてほしい。



https://itunes.apple.com/jp/app/yubi-toko/id1038433623