今さら人には聞けないNISA/世界は日本の原子力技術を恐れている 『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』



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●NISAって何?

「NISA」って、時々、ニュースや広告などで出てきますが、「よくわからない」という方も多いと思われます。

またNISAは知っているけれど、どういうメリットがあるのか、今一つわからないという方もいるでしょう。

なので、NISAについて、今回、ご説明したいと思います。

NISAというのは、平成26年から始まった「少額投資非課税制度」のことです。

簡単に言えば、年間120万円までの投資であれば、そこから得た値上がり益や配当金(分配金)は非課税になる、という制度です。

現在の配当に対する税金は、20.315%です。つまり、NISAを使えば、20.315%の税金がゼロになるのですから、かなりお得ということになります。

そして、NISAは、年間120万円ずつ投資の新しい枠がもらえ、最大枠は600万円となります。だから、最大600万円までの投資について、そこから得た値上がり益や配当金(分配金)は非課税になるわけです。

このNISAは、イギリスがつくった「ISA(個人貯蓄口座)」をモデルにしています。イギリスは、少額の個人投資を対象としたISAという制度をつくり、株式市場を活性化させました。なので、日本もそれにならったわけです。

で、このNISAが有効なのは5年間だけです。

どういうことかというと、1年目に120万円の投資をしたとします。この120万円の投資に対する利益が非課税になるのは、5年間だけなのです。6年目には税金がかかってくるのです。

なので、1年目の120万円分の投資は、そのまま持ち続ければ、税金がかかることになります。

しかし6年目には、1年目の120万円の枠がなくなることで、120万円の枠が一つ増えます。

だから、一年目に投資した株などを、新しい枠に取り込むという形で、そのまま持ち続けることも可能です。その辺は、ちょっとややこしいので、実際の運用は、証券会社の人と相談してください。

●NISAにもデメリットはある

このように、NISAは株式投資などをする際、とても有効な節税アイテムになるわけですが、では「NISAはいいことずくめか?」「普通の投資よりも絶対に有利なのか」というとそうでもありません。

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