バイトテロを防ぐことはできるのか~午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門」

■先週の活動と気づき

先週は妻と自分の確定申告に追われていました。

最終的には税理士にお願いするのですが、コスト削減のために記帳仕訳(領収書のデータ入力)は自分でやっているからです。

で、なんとか無事に終わり、マンションの売却やFXの利益があったものの、納税額は夫婦合わせて20万円以下で納まりそうでホッとしました。

加えて、消費税が100万円ちょっと還付される見込みです。太陽光発電設備を2基取得できることがわかっていたため、一昨年に消費税課税事業者届出を出していたのです。

今秋からは今月末が申告期限の法人の決算に取り組みます。

・小説家になろう

小説投稿サイトでかつての「府中・3億円事件」をモチーフにした小説が話題になり、書籍化されて5日で10万部に達したそうです。

https://ddnavi.com/review/522008/a/

「小説になろう」

https://syosetu.com/

これで小説家デビューという方法もあるのですね。実績を見ると結構な数が書籍化されています。

https://syosetu.com/syuppan/list/

ランキングを見ると、「異世界転生モノ」が人気のようで、私が毎週見ている今期のアニメでも「転スラ(転生したらスライムだった件)」や「盾の勇者の成り上がり」があります。

数年前は「妹モノ」が流行っていましたが、いまは人生をリセットしたい、しがらみのない世界で自由に生きたいという現実逃避願望が強いのかもしれません。

書籍執筆のバックオーダーを消化したら、挑戦してみるか・・?いや・・・書籍化が決まっていない文章を書く勇気はなく。。。書くとしてもビジネス自己啓発小説ですかね。。

・不要な土地建物を国に寄付できる新制度?

先週の日経新聞で、不要な土地建物を国に寄付できる新制度を作る検討に入ったという報道がありました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42380600S9A310C1MM8000/

これが成立するとありがたいですね。たとえば太陽光の事業が終了したのち、土地を寄付してきれいにすることができるからです。

太陽光の土地のほとんどは利用価値のない場所にあり、おそらく売ろうにも売れない。所有権を手放すには現在は相続放棄しかなく、ずっと固定資産税を払い続けなければなりません。

それが解消できるとしたら、自分の家族に余計な負担をかけることもないので、成立してほしいところです。

・融資環境の変化

楽待に次のような銀行員の座談会が掲載されていて、なかなか興味深いです。

https://www.rakumachi.jp/news/column/240080

融資と言えば、先週は起業塾2期生が卒業したのですが、その中の一人がサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)への投資をしていて、まだ融資が出るそうです。それはチャンスだと思い、私も紹介していただけることになりました。

また、「発酵」をテーマに料理教室の開催などで実際に起業している受講生もいたのですが、やはり面白い話を聞きました。

たまたまの縁で、何社も上場に導いたすごい経営者と食事をする機会があり、「成功するには発酵食品と何かを組み合わせた地域限定スイーツを作り、店で販売し、通販し、デパートなどに進出すること」というアドバイスをいただいたそうです。

やはり上場させるほどの人物ですから、ビジネスをスケールさせる方法としては王道、さすがと思いました。

先日、脱税で逮捕されたと報道された三崎優太氏も比較的似ています。彼は高校を卒業後、アフィリエイトで月400万ほど稼いで資金を作り、より大きくするために選んだのが青汁。

それを彼は「すっきりフルーツ青汁」として苦みをやわらげ、従来は高齢者だけの市場だった青汁を、若年層に広げることで大ヒット。年商130億円に達したそうです。

私自身、刺激やよい情報をいただきましたし、講座終了後の懇親会も楽しく、まだ続けたいと思います。

4月6日からスタートの3期生募集中です。

https://peatix.com/event/614919/

バイトテロを防ぐことはできるのか

先日、外食チェーンの大戸屋が、3月12日に一部店舗を除いて一斉休業し、従業員の再教育と店舗清掃を行ったことが話題になりました。同時に、業績の下方修正や役員報酬も減額するという発表もありました。

こうした飲食店などで従業員が撮影した不適切な動画や画像が、SNSに投稿されて炎上する事件は、かつては「バカッター」、昨今では「バイトテロ」などと呼ばれ、収まることがありません。

私自身、コンビニチェーンで店長を経験したことがありますし、友人知人にも飲食店を経営しているオーナーは多いため、この問題が他人事とは思えないのです。というわけで書きました。

今回の大戸屋の対応は、特に社員や従業員に対し「オレたちは本気だ」という意思を表示したことで大変大きな意味があったように感じますが、多くの店舗はここまでは難しいと思います。

そして店舗側やオーナーは、このような事件が起こるのを防ぐことはできるかというと、結論から言うとやはり「難しい」と思われます。

なぜこのような不適切画像をアップするかというと、まず自己肯定感の低い若者特有の承認欲求の強さが挙げられます。

適度な承認欲求は誰でも持つものですが、それが強すぎると、とにかく「目立てばよい」「面白がってもらえれば認められる」という発想になります。なので方法は何でもよいのですが、ふざけた内容の方がウケるわけです。

手軽にウケることが重要なので、善悪とかその行為をしたあとどうなるかという想像力が欠如してしまいます。

また、ネットリテラシーも未熟です。「見ているのは仲間内だけ」という甘い認識で、その中の誰かが拡散してしまうかもしれないというリスクが想定できない。

本来はそうではない成熟した人材を雇うのがベストですが、外食産業はどこも人手不足。

企業の正社員選考のようにじっくり面接をする時間もないし、シフトを埋めるには人材の質にこだわっていられないという事情もあるでしょう。

また、質の高い若者はもっと自給や給与の高い仕事を選びますから、そうではない人材が、一般的に採用のハードルが低い外食産業に流れやすいと言えます。

では給与など待遇を改善すれば高品質の人材が来るかというと、ほとんどの企業・店舗にそこまでの余裕はないでしょう。

待遇アップの分を価格に転嫁できればよいですが、それで来客数が落ち込めば本末転倒ですから、それも難しい。

もちろん、接客の仕事が好きだとか、料理が得意などといった理由で積極的に外食を選ぶ人もいますが、そういう志がなく「なんの専門性も経験もなくても手軽に働けてサクッと稼げる」という理由で選ぶ人も少なくないでしょう。

それにいまは、働く側も「辞めても別のところで働けばいい」という気楽さがあるように感じます。

そしてオーナーや店長サイドも、「シフトに融通がきくから、まあいっか・・・」などと妥協して採用しがちです。これは私自身も経験したことです。

そこで、もし私が店長ならどうするか・・・という視点で考えてみました。

1、シニア男性の積極登用

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