
こんにちは大村大次郎です。
今日は、関東は暖かったです。昨日はすごく寒かったのに。このまま、暖かくなって欲しいものです。さてさて本題に入りましょう。
今回は、
「青汁王子の脱税」と
「実は恐ろしい“子無し夫婦”の相続」
の二本立てです。
●青汁王子の脱税
数日前、“青汁王子”の脱税が新聞やニュースで報じられましたね。以下はNHKの配信記事です。まずはNHKの配信記事を読んでみてください。
“青汁王子”を脱税の疑いで逮捕
健康食品の通信販売で会社を急成長させ、「青汁王子」のニックネームでテレビ番組などに出演していた29歳の社長が架空の経費を計上するなどして、およそ1億8000万円を脱税した疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。
逮捕されたのは、東京・渋谷区の通信販売会社「メディアハーツ」の社長、三崎優太容疑者(29)ら3人です。
東京地検特捜部によりますと、三崎社長は平成26年からおととしまでの間に架空の経費を計上するなどしておよそ1億8000万円を脱税したとして、法人税法違反と消費税法違反の疑いが持たれています。
三崎社長は高校中退後に18歳で会社を起業し、若い女性をターゲットにした「すっきりフルーツ青汁」などの健康食品を通信販売でヒットさせ、民間の信用調査会社によりますとおととしの会社の売り上げは120億円余りと4年前のおよそ20倍に急成長しています。
また「青汁王子」のニックネームで民放やインターネットの番組にも出演し、仮想通貨の投資に関する著書も出版していました。
特捜部と東京国税局は捜索で押収した資料などを分析し、資金の流れについて実態解明を進めるものとみられます。以下略
~NHKニュースWEB2019年2月12日配信~
●著者による解説
テレビにもよく出ていた青汁王子の脱税事件です。実は健康食品会社というのは、脱税が多い業種でもあります。健康食品は、売れればすごく儲けが大きいのですが、さっぱり売れないということの方が多いのです。また健康食品は一旦知名度を得れば、「定番商品」となることも多いのですが、知名度を得ることが非常に難しいのです。商品開発をして、ずっと売れずに数年後に大ヒットというようなケースもけっこうあります。
こういう業種の場合、売れたときになるべく多くの利益を残しておきたいという気持ちになるらしく、「無理な節税=つまり脱税」をしてしまうことが多いのです。
今回のケースも、脱税のスキームとしては、かなりずさんな無理なケースだったといえます。1億8000万円もの架空の経費があれば、そりゃあ、国税も気づきます。しかも、この青汁王子こと三崎優太容疑者は、テレビにも頻繁に登場してましたからね。国税というのは、テレビ番組などもかなり入念にチェックしています。青汁王子は、おそらく、これまで本格的な税務調査などは受けていなかったのでしょう。
また健康食品というのは、玉石が混在している業界だともいえます。健康食品は、ばくち性の高い商品なのです。原価はそれほど高くないので、一旦売れると大儲けすることができます。
この業界には、貧乏も顧みずに「人の体に良いもの」を世の中に広めたい一心の人もいれば、アイディア一発で一山あてたいという人もいます。青汁王子は、間違いなく後者ですね。もちろん、「売れる商品をうまく開発しヒットさせた」ということは、相当の手腕があるといえます。こういう人は、惜しいなあと思います。堀江貴文さんにも言えることですが、すごく能力があることは間違いないのです。
それをもう少し他の方向に生かせば、たくさんの人を喜ばせることができるだろうに、と思ってしまいます。それはきっと本人たちの人生も豊かにすると思うのです。今のところ彼らはその能力を「金儲け」と「自己顕示」のためにしか使っていないようにみえますからね。「金儲け」や「自己顕示」が悪いとは言いません。でもそれがすべてになってしまうと、心が貧困だなあと思ってしまいます。青汁王子や堀江さんに、そういう心の貧困さを感じるのは私だけではないと思います。で、最近、そういう人が増えている気がします。なんか説教臭くなってすみません。老人の繰り言と思ってご容赦ください。