2017年の私の計画~午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門」



2017年の私の計画

あけましておめでとうございます。

2017年のスタートですね。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

私は周りが休んでいるときに仕事や勉強をすることに快感を覚える人間なので、大晦日も元旦も動いていました。

今年はアメリカ・EU・中国にからむ経済問題だけでなく、日本も安倍首相が日本を変えようと尽力していますから、未来を見据えた取組みをするかしないかで大きく差が付く1年だと思っています。(て、去年も同じことを言ったでしょうか?苦笑)

それは経済環境の変化だけでなく、国内の社会情勢の変化も含みます。

もはや他人の言うことなどには耳を貸さず、自分の人生戦略にのっとって唯我独尊で考える必要があります。

日本人の知的レベルは大きく下がっているからです。下がっているというのは適切ではなく、二極化し、下層の割合が増えているというのが実態でしょうか。とにかく大衆迎合的で、思考停止が顕著です。

日本社会の求める方向性は、より社会主義的になろうとしています。

よく、「日本にはなぜアップルのような企業が生まれないのか」などと言われていますが、世界を見渡してみれば、イギリスからもフランスからもドイツからも、アップルのような会社は生まれていない。

そう考えるとむしろ、「なぜアメリカだけがアップルのような企業を輩出できるのか」と考えた方が良さそうです。

その自由の国アメリカを象徴づける考え方のひとつに、「徹底した個人主義」があります。

偉業を成し遂げた人の多くは「自分が信じる道を突き進む」であり、周りの声に耳を貸さない。

それはある意味傲慢とも言えますが、学ぶべき声と雑音とを峻別しているということなのだと思います。

そして後述しますが、日本にはあまりにも雑音が多い。(これは私がネット中心で情報収集をしているから余計感じることかもしれませんが)

そこでいったん、そういうものから耳をふさぎ、自分の立ち位置(自分の得意領域、メシを食っていく分野、理想的な働き方)を決める。

それは、「この仕事が儲かりそう」「この仕事はくいっぱぐれがない」という発想ではなく、「自分はこれをやっているときがメチャ楽しい」という発想で決めることです。

今から25年前、私が学生の頃はインターネットはなかったし、ソーシャルメディア業界もなかったですが、今は主要産業になっています。

一方で、レンタルビデオや街の写真館はどんどん減っている。

歯医者はもとより、弁護士や会計士になっても儲からなくなっている。

そう考えると、これから稼げそうだと思う仕事も、四半世紀後には消滅するか、AIに奪われている可能性が高い。

だから、自分が幸せを感じるテーマを仕事にしていくことが、もっとも重要なことなのではないかと思います。

だから、今会社員で不自由やしんどさを感じているなら、やはり起業を念頭に置いた方がいいというのが私の考えです。

もちろん、今の会社、今の仕事が楽しいという人は、とても幸せなことだと思います。起業はやはり不安定だからです。

それは本メルマガでも追って考察していきますが、「自分が楽しんでできる生き方」を実現するうえで、取り組むべき課題を抽出する。

これを、自分の生活の中に組み込む、あるいはタスクとして実践することがまず第一。

次に、日々起こる変化や事象に対しては、

・事実を正確に観察する

・そこから起こる未来を予測する

・それが自分の生活や人生にどのようなインパクトを与えるか想像する

・その影響を活用する方法、あるいは回避する方法を考える

・検証しつつ、状況に応じて軌道修正する

を繰り返し、スキル・経験値・財産規模を上げていくことです。

というわけで、というのも流れ的にヘンですが(苦笑)、私の2017年のプランをご紹介します。

事業分野、投資分野、プライベート分野の3領域に分けています。

2017年の計画

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