「ジョブマトリクス徹底活用法!」~仕事であなたが目指すべき道とは?~俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編 Vol.95

こんばんは。俣野成敏(またのなるとし)です。

あなたも過去に、普段そこまで懇意にしていたわけではない友だちから、突然このようなことを言われたことはありませんか?「ねぇ、仕事がキツくない?」と。相手は「キツイよね?もし、不労所得があればいいとは思わない?」と語りかけます。ここで、たいていの人は(もちろん、あればいいな)と思うでしょう。そこで相手は「キャッシュフロー・クワドラントって知ってる?」と、専門用語で畳みかけます。

「たとえば、本を書くと印税が入るよね?印税とは、黙っていても入ってくるお金。そういった収入源を持っている人を、Bクワドラントと言うんだよ」「でも、本なんか書かなくても、Bクワドラントになれる方法がある。それは、僕たちのビジネスの仲間になること。簡単だよ。友だちに日用品を買ってもらうだけだから。生活必需品だから、買って困ることもないし。仲間もできて、楽しいよ」…

世間によくあるMLM(マルチレーベルマーケティング)の勧誘手口です。MLMとは、多階層の販売網を形成し、紹介者が購入することで、バックマージンが入る仕組みのこと。MLM自体は違法ではありませんし、真面目にやっている人もたくさんいます。そうではなくて、ここで指摘したいのは「間違った情報がそれらしく伝えられている」という事実です。

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【Vol.95『ジョブ・マトリクス』目次】

〔1〕イントロ:「キャッシュフロー・クワドラント」の本質

〔2〕本文:「ジョブマトリクス徹底活用法!」~仕事であなたが目指すべき道とは?~

1、「サラリーマンが面白くない」本当の理由

 ◎私たちは企業から「アメとムチ」の扱いを受けている

 ◎ジョブ・マトリクスとは何か?

2、ジョブ・マトリクス活用法

 ◎「組織の総合得点を上げる」ことがゴール

 ◎無鉄砲でも、行動し続けたAさん

 ◎夢破れ、八方塞がりのBさん

3、ジョブ・マトリクスは、現実を改善するためにある

〔3〕次回予告(予定):「お金の賢人から学ぼう!」(上)~バフェット氏に学べば、我々でもお金持ちになれる!~

〔4〕編集後記:「マネースクールコミュニティでは、こんなことを話しています」

〔5〕有料メルマガご購読ご愛顧キャンペーン:マネースクール会員200名突破記念特別プレゼントのお知らせ

〔6〕今後の特集スケジュール:2018年5〜6月予定

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◆〔1〕イントロ:

「キャッシュフロー・クワドラント」の本質

キャッシュフロー・クワドラントについては、当メルマガではすでにお馴染みですが、なかなかこの概念を理解するのは難しいようです。以前、私のセミナーで『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を課題図書として指定したことがあります。しかし、読破して中身まで理解できた人は、半数いるかいないかでした。

最近、このメルマガの読者になられた方のために簡単に復習しておきますと、キャッシュフロー・クワドラントとはロバート・キヨサキ氏が提唱した概念です。収入を得る方法をE(Employee:サラリー)、S(Self Employed:自営業)、B(Business Owner:ビジネスオーナー収入)、I(Investor:投資)の4つに分け、「世の中のすべての職業は、必ずこの4つのどこかの区分に所属する」という考え方です。

※キャッシュフロー・クワドラント図

https://goo.gl/tdA8sN

キャッシュフロー・クワドラントの本質とは、「労働と資産の分離」にあります。EクワドラントとSクワドラントは自分が労働することによって得られる収入であり、BクワドラントとIクワドラントは資産を投じることによって得られる収入です。つまりクワドラント図は、さらに左(EとS:労働収入)と右(BとI:資産収入)に分けることができます。

これがなぜ、そんなに重要な考え方なのかと言うと、左側の職業には「自分」という限界があるからです。

ほとんどの人は、最初はクワドラントの左側、つまり自ら働いて収入を得ることから始まります。もちろん、左側の職業でもお金持ちになることは可能です。けれど、収入を自分一人の力に頼っている限り、「万一、自分が働けなくなったら…」という不安が常に付きまといます。「この限界を超えるには、右側に移ることが必要だ」。これがキヨサキ氏の主張です。

当メルマガでは、社会が不安定化している現状を考慮した上で、「これからはクワドラントも掛け持ちし、リスクを分散させるべきだ」という、ハイブリッドクワドラントを推奨するものです。

さて。冒頭でMLMの勧誘員が話していたクワドラントの説明のどこが間違っていたのか、もうおわかりでしょうか?実は書籍の印税収入とはS(著者)による労働収入であって、B(ビジネスオーナー)による収入ではありません。もっと言うと、MLMも自分で勧誘・販売することによる収入ですから、S(自営業)による収入です。確かに一見、自動的にお金が入ってくるようには見えますが、実際は常に顧客へのフォローが必要となり、不労所得とは程遠いわけです。

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