
「ジョブマトリクスで“自分の立ち位置”を知る方法」
~情報収集とその活用術《番外編》~
こんばんは。俣野成敏です。
私は現在、ストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」のフランチャイズオーナーとして、4店舗を経営しています。先日、FCの総会が行われ、ありがたいことに、今年も弊社より数名の社員が優秀トレーナーに選ばれました(詳しくはVol.75「新興国投資(下)」編集後記を参照)。
得点はいくつかの要素を組み合わせて競われます。当然ながら、スタッフたちは自分が何位になっているのかも分からない中で努力を重ねてきたワケですが、惜しくも選ばれるのは一握りの者だけです。呼ばれた人は、真っ暗な参加者席から突然、スポットライトが煌々と当たる壇上へと導かれ、観衆の注目を一身に浴びることになります。
このような明と暗のコントラストの中では、よほどのことがない限り、人が注意を向けるのはライトアップされている舞台のほうでしょう。「人知れぬ努力」とは言いますが、努力自体は、自分が晴れの舞台に立つために行うものです。そのためには、
・自分がスポットライトを浴びることができる分野(得意分野)を探す
・スポットライトの当たる場所へ、少しずつ近づいていくことを意識することが、サラリーマンの基本的戦略となります。
これが前回、お話した「スポットライト理論」です。
【Vol.78『情報収集術《番外編》』目次】
〔1〕イントロ:「主役になってスポットライトを浴びる」前に、必ず通る“修行の道”
〔2〕本文:「ジョブマトリクスで“自分の立ち位置”を知る方法」〜情報収集とその活用術《番外編》〜
1、「どれが成功へと続く道なのか?」を見極める
◎自分の能力を最大限に発揮するために必要な“4つの視点”
◎地味なことの積み重ねの先に「成功がある」
2、活躍するための武器を手に入れる
◎華やかな仕事が、自分に向いているとは限らない
◎ジョブマトリクスを活用する
3、「自分に与えられた“舞台”をどのように活かすか?」
★本日のワンポイントアドバイス☆★
☆今週の宿題★☆
ジョブマトリクスを使ってみよう
〔3〕次回予告(予定):「敏腕FPが教えるマネープランの基本と実践」〜避けては通れない自分のお金との向き合い方〜
〔4〕ニュースのビジネス的着眼点: いよいよ迫る「副業解禁元年」!私たちの働く環境はどうなる?!
〔5〕編集後記: 配信ペース変更のお知らせ
〔6〕今後の特集スケジュール: 2017年11月〜12月予定
◆〔1〕イントロ:
「主役になってスポットライトを浴びる」前に、必ず通る“修行の道”
人は誰しも、スポットライトを浴びて「注目されたい」「主役になりたい」と思っているものです。私は経験上、「人は自分が主役になれる分野を、必ず何かしら持っている」と考えています。とはいえ、「自分が主役になる」というのは、決して「王様になって、周りからちやほやされる」ことを指すのではありません。実際は、その逆です。
仕事において、“自分が主役になる”というのは、「自分の本領が発揮できるようになる」ことを言います。残念ながら、待っているだけでは自分の才能が開花することはありません。そこには必ず「強固な意志+修行時代→本領発揮」という過程が存在します。
誤解しないでいただきたいのですが、強固な意志というのは、「頑張れば何とかなる」とか「やればできる」という、世間によくある根性論のことではありません。それよりは「予想される未来を変える」と決意することです。その決意がないと、修行時代を乗り越えることは難しいでしょう。人は動機がなければ、続けることができません。
たとえば、10年近く平社員だった私が、一念発起して社内起業できたのも「このまま会社にぶら下がっているだけでは、いずれリストラ対象になるに違いない」という危機感があったからです。確かに、実際に2度にわたって社内でリストラが行われ、危機が身近に迫っていた、というのはあるでしょう。
しかし、同じ境遇にいた社員は私以外に何万人といましたが、同時期に会社から提示された社内ベンチャーに応募したのは8人だけ。しかも30歳の私以外の応募者7名は、全員55歳以上でした。
おそらく「変わりたい」という思いは、ほとんどの人が持っています。けれど、実際に変えられる人は多くはありません。変えるためには「決意→方法→行動」という3つのステップが必要です。
今回は、情報収集術の番外編として、これをお読みのあなたに“新たな武器”をご提供したいと思います。前回、お伝えしたスポットライト理論に、今日、これからお話するマトリクスを組み合わせれば、今いる環境であなたが活躍できる方法がわかるでしょう。
そうなれば、あとは決意と行動あるのみです。