頭がショート? 武田邦彦集中講座『おお、錯覚!食と健康(3)』



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◆世界有数の医療技術を持ち医師も優秀な日本で、年々増え続ける「認知症」

日本の医療はとても素晴らしいと思います。なんと言っても医者が我が身を捨てて治療に当たってくれることが最大の理由です。「医者はゴルフばかりしている」とか、「権威をかさにきた医師が居る」というのは全体を見ていません。また、日本の医療科学、技術も進歩していて世界で有数ですので、技術が優れていて医師が真面目なのですから、日本の医療が素晴らしいのは当たり前でもあります。

でも、同時に奇妙なことがあります。それはヨーロッパなどでは減っているのに「日本だけが顕著に病気で増えているものがある」というものです。その代表例が、ガン、認知症、腎臓透析などで、高齢化社会になったからという言い訳もありますが、それだけでは説明ができないのです。

今回はそのうち認知症など高齢化に伴って起こる頭の回転や思考力の衰え、また認知症などについて考えてみました。

「認知症」というのは病気の中でも酷いもので、ガンのように命を奪われることはありませんが、本人も普通の生活ができず、周りの人は生活そのものが破壊されてしまうことすらあります。だから、現代の病気のうちもっとも怖いものといっても良いでしょう。

認知症を考える前に人間の脳の構造と絶縁について原理を示しておきます。

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