日本人:過去は過去、恨みは持たない~武田邦彦集中講座

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◆韓国では国民から支持された大統領が、ほぼ100%逮捕されるのはなぜか

最近、中国や韓国がいやに日本に対して敵意をむき出しにするのに、不思議な感じを持っている人もおられるでしょう。前の戦争で日本が朝鮮を併合し、中国に攻め入ったということがあるからと思っておられる人も多いのですが、実はむしろ戦後は中国と韓国とは友好的な関係だったのです。

歴史というのはその時、その時のものですから、日本とアメリカでもあれほど激しく戦っても、戦争が終わればまた「水に流して」友好的な関係を作ることができます。

でも、最近の中国と朝鮮の国(韓国と北朝鮮)の敵対行為や発言は度が過ぎています。なぜでしょうか?大きく理由が3つあります。

1)過去を恨む民族。

民族には、過去を過去として水に流す民族と、過去を現在の価値観でとらえなおして恨む民族がいます。日本は典型的な「過去を水に流す」民族で、過去でも外来文化でもなんでも「許す」という姿勢です。だから、天皇陛下も万世一系ですし、死ぬときは国の咎を受けた人も死んだら仏様になった人として批判はしません。

これに対して、中国は王朝が変わるたびに前の王朝の天子様の墓を暴き、骨をバラバラにします。過去に起こったことも今の価値観や損得に合わせて評価しなおすのが中国です。

また朝鮮の国は韓国の大統領でわかるように、「前の大統領はほぼ100%、逮捕される」という異常な国です。前の大統領というのは少なくとも10年ほど前には国民が「指導者として適切」と判断して選んだのですから、もし大統領に不祥事があったら、その責任の一端は選んだ方にもあるのですが、「自分は正しい。あいつが過去にやったものは間違っている」と判断するのです。

現在の北朝鮮は選挙というのがありませんから、金氏が世襲で支配していますが、もし何かがあればどうなるかわからないのです。

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