■ヨメの営業術
現時点においても強力な集客ツールと言えるのがブログです。
これも最近、ヨメの婚活ビジネスを見ていて痛感します。
本名を出さずにペンネームでのブログなのに、今年1月、60分で18,000円のセミナーに30人、これも今年始めたばかりの90分2万5千円の個別相談にすでに9人が参加。
普通に考えるとペンネームで顔も出していないので怪しいはずですが、それでも顧客が来ます。
そこで今回、ヨメの営業術の中で、ブログによる集客をご紹介します。
といってもシンプルで、
1、2年間は読者の役に立つ情報・ノウハウを惜しみなく提供する
その間は、プライベートな日記は書かない
2、記事は少なくとも3日に1回、できれば毎日更新する
というもの。
なぜ最初はプライベートな内容は不要かというと、初期の読者がブログを見るのは「役に立つかどうか」「面白いかどうか」「共感できるかどうか」という点で、個人的な生活は興味がないからです。
このブログ記事は役に立つ→このブログとブログ主は信頼できる→このブログ主はどんな人なんだろう→こういう人好き
という感じで、読者がブログ主との信頼関係ができ、ファンになるにはある程度時間がかかる。
タレントやスーパーモデルなどでも、最初はきれいとかかっこいいとか面白いとか、そういう印象ですが、やがてその人のライフスタイルに憧れる人が増え、その人が食べたもの、着ている服などがクローズアップされるようなものです。
それには最低1年、できれば2年ほど続けたほうがいい。
ノウハウは出し惜しみしない。文体は、上から目線でも教えてやるという感じでもなく、読者に愛情のある書き方をする。
そして徐々にファンが増える。
そのうえで、セミナーを開催したり、コンサルをしたりしても人が来るようになる。
特にアメブロであれば、読者数が500人を超えると集客が楽になりますし、アフィリエイトもそれなりの金額(といってもグーグルアドセンスだけでは限界あり)になります。(と、友人のブロガーが言ってました)
ある程度読者数がまとまってからメルマガを始めれば最初から読者数が見込めますから、数人のため書かなければならないというつらさ、それによるメルマガの挫折も防げると思います。
メルマガに限らず、ブログでも多くの人が挫折するのは、役に立つ情報を書かないからです。
だからたとえば2010年で更新が止まっているブログとか、まぐまぐを見ても、数回発行して終わりというメルマガがほとんどです。
広告宣伝はもちろん、鼻につく自慢話、活動記録や何を食べたかなんて、読者にはどうでもいいこと。
それこそ、「お金を払っても良い」と思えるような情報を提供し続けることです。
しかしそれには、1本の記事を書く時間が必要。書き続ける忍耐も必要。ネタを仕入れ続ける努力も必要。
でも多くの人はそれが面倒くさくなって続かない。
だから芽が出ない。
いきなりメルマガを始めて読者がつくとか、フェイスブックで集客できる人は、すでにブランドや知名度がある人です。
私は出版という手段を持っていますし、もともとメルマガをやっていてそれなりに読者数がいるため、ブログにはあまり力を入れていませんが、ほとんどの人はそうじゃない。
無名から経済的コスト(広告宣伝費など)や訪問営業などの時間をかけずに名前を売るには、やはりブログは捨てられません。
というわけで私は今、自分のブログのリニューアルをしています。
更新頻度は高くないと思いますが、もうちょっとこまめに記事を書いていく予定です。
フェイスブックといえば、私が起業塾を始めようと思ったきっかけは、エセ起業コンサルタントの存在です。
彼ら彼女らは、フェイスブックでいいねを押しまくれとか、他人のウォールにコメントを1日20件書き込めとか教えているそうです。
本人は、起業塾しかやったことがないとか、個人事務所に毛が生えたような経験しかない人もいる。スタッフはアルバイトが2名とか。
その程度の経験で起業を語る人も少なくないようです。
それで半年100万円のフィーを取るとか。
ぜひそんなものにだまされないよう、ご注意いただきたいと思います。