「投資のブラック案件・ホワイト案件」《前編》~なぜ、人によって引寄せる案件が違うのか?~俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編 Vol.81

「投資のブラック案件・ホワイト案件」《前編》

~なぜ、人によって引寄せる案件が違うのか?~

 こんばんは。俣野成敏です。

 これは、ある個人投資家の話です。その方は幸い、若くして貯金のできる方でした。少しずつでも、貯金通帳にお金が積み上がっていくのを見て、その方は「このお金を何とかしたい」と感じ、それを元手に投資を行うことにしました。その方が最初に行ったのは、株式投資でした。

 サラリーマンだったその方は、株を始めてからというもの、値動きが気になって、仕事に集中できません。隙を見ては、パソコンやスマホで自分が所有している銘柄の価格をチェックしている有様です。休みの日は、もっといい銘柄はないかとネットサーフィンを続けましたが、結局、費やした時間以上に大きく稼ぐことはできませんでした。

 そこで、今度はFXを始めてみることにしました。しかし、しばらくするとリーマンショックに遭遇し、手痛い打撃を受けることになります。相場の上下にハラハラすることに嫌気が差したその方は、しばらくの間、資金を投資信託に預けていました。しかし、そんな時に出会ったのが、ソーシャルレンディングという、新しい投資方法でした。



【Vol.81『ブラック案件・ホワイト案件《前編》』目次】

〔1〕イントロ:「ソーシャルレンディングは儲かる」は本当か?

〔2〕本文:「投資のブラック案件・ホワイト案件」《前編》〜なぜ、人によって引寄せる案件が違うのか?〜

1、ブラック案件、ホワイト案件とは何か?

 ◎リスクには「2種類ある」

 ◎ブラック案件を引き寄せてしまう要因とは

2、「ホワイト案件をつかめない」原因を探る

 ◎どうして熱心に勉強してもホワイト案件をつかめないのか?

 ◎ホワイト案件をつかめるようになるには?

3、失敗は飛躍するための“チャンス”

★本日のワンポイントアドバイス☆★

☆今週の宿題★☆

「自分は投資をすべきなのかどうか?」と考えてみよう

〔3〕次回予告(予定):「投資のブラック案件・ホワイト案件」《後編》〜ブラック案件・ホワイト案件事例集〜

〔4〕ニュースのビジネス的着眼点: 迫りくる増税ラッシュに打つ手はあるのか?

〔5〕編集後記:  ワイキキビーチでも、仕事してます!

〔6〕今後の特集スケジュール: 2017年12月〜2018年1月予定



◆〔1〕イントロ:

「ソーシャルレンディングは儲かる」は本当か?

  ソーシャルレンディングとは、クラウドファウンディングの一部が発展したものです。資金を借りたい人と貸したい人をインターネットで結びつけるサービスで、フィンテックの1種に分類されています。ソーシャルレンディングが発展してきた背景には、銀行が融資に積極的でないことが挙げられます。貸し倒れリスクがあるため、信用が低い相手にはお金を貸したくないワケです。

 つまり、裏を返すとソーシャルレンディングとは、基本は「銀行が貸したがらない相手にお金を貸す行為」だということになります。

 冒頭でお伝えした個人投資家は、ソーシャルレンディングの高い金利に魅了され、現在は、数十万円単位のお金を複数のソーシャルレンディングに分割して投資し、「利回りは5〜10%を得ている」と言います。

 一見、よい話のようにも聞こえるでしょう。しかし、ただでさえ少ない元手をさらに分割投資しているため、利益はどれも1〜3万円ほどです。おそらく、リスク分散のつもりなのでしょうが、今後、どれか一つでも案件が吹き飛べば、コツコツ積み上げてきた利益も一瞬で消えてしまいます。

 この方も、わずかなリターンと引き換えに、ご自身がどれだけ自分の貴重な資産を危険にさらしているのかを、理解していないものと思われます。真面目に投資をしている方だけに、本当のリスクが何なのかに気づいていないことが惜しまれます。

 あなたはいかがでしょうか?

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