29年度の買取単価が決定~午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門」



相場

普段車に乗っている人は感じていると思いますが、ガソリン価格が急上昇しています。

私が毎朝原稿を書いているカフェから近くのガソリンスタンドの看板が見えるのですが、2週間前はレギュラー116円だったのが、もう122円。

この背景には、OPECだけではなくロシアも含め世界の産油国の多くが原油減産に合意したことによる、原油相場の急騰です。

また、アメリカも予想通りFOMCで利上げを決定し、ドルは急騰しています。

FRBは強気で、来年も段階的に利上げしていく予定のようですが、日米の金利差が開きすぎると、過剰な資金の流出入となるため、日本の金利も上昇する懸念があります。

となると、借入金利も少しずつ上昇していきます。

投資の借り入れは基本は変動金利なので、キャッシュフローに余裕のある案件を慎重に選ぶべきタイミングに来ていると感じます。

また、先週金曜日の段階ですでに1ドル118円台ですからちょっとペースが速すぎる印象で、クリスマス休暇前にはいったん調整が入る可能性があります。

円が売られているというより、ドルが過剰に買われているようで、新興国通貨のほとんどは対米ドルで下落するなど、投資資金の米ドル還流が進んでいます。

おかげでトルコリラ円もほとんど回復してくれません。対米ドルで最安値更新中、1年前の半分以下の水準です。

ただこれは、トルコに限らず新興国にとっては輸出の増加によって経済が回復する期待があります。

マジで5年スパンでの塩漬けになりそうです・涙



戸建て賃貸

最近また新刊の執筆依頼を2冊いただきました。

それはそれでうれしいのですが、やろうと思っている起業塾のコンテンツ制作がストップしています。

やはりどうしても、締め切りがあって関係者に迷惑がかかる仕事を優先させてしまいます。。

そして朝2時間の執筆で「書く」という分野では1日の集中力のほとんどを使い切ってしまうため、午後に何かをしようと思うと、やはり投資・運用の検討に偏ります。

検索したり電卓叩いたりするだけで、あまり頭を使わないでできますからね。

というわけで今検討しているのが、戸建て賃貸+太陽光発電です。

戸建て賃貸の屋根に10kw以上のパネルを設置し、賃料+売電収入のダブルを狙うものです。

ファミリータイプの戸建てなので、駅から遠くても駐車場を確保できればあまり問題なく、土地代を抑えられるため利回りが取れます。

今業者から提案を受けている物件は、茨城県南部の新興住宅地。

土地代が1200万、建物(3戸連棟)+太陽光設備で3,700万の合計4,900万。

家賃7万×3戸+売電5万=26万が月収入。

返済は1.5%、30年で計算すると約17万。

9万×12か月=108万。

固定資産税を30万とすると、年間利益は78万ほど。

ファミリータイプの賃貸は、いったん入居が決まると長く住んでもらえる可能性が高いですが、退去があると単身者向けと比べて空室期間が長めです。

リフォーム代もかかります。

また、3戸の連棟なので、出口が難しそうな印象です。

パネル面積を確保するため、1F部分は切り離されているのですが、2F部分をくっつけて、広い屋根を実現させています。

駐車場も場所柄、1戸あたり2台分。

よく考えたものです。

将来は途中で投資物件として売却か、土地が広めなので更地にし文筆して土地として売却でしょうか。

20年後の賃料はおそらく6万円ほど、固定資産税も下がることを考えると、年間利益は50万ほど。

ううむ。。。そこまで魅力的ではないなあ。。

とりあえず銀行に聞いてみよう。



太陽光発電

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