日本社会の未来予測  邦彦集中講座『すぐ給料を二倍にする方法(8)』



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◆「今のままでいい」という人へ。未来の日本を具体的に想像してみよう

「今の生活でもいいや」と思う人の多くが「具体的な日本の未来像」を描くことができないという事情があります。確かに現在はすでに家庭内は電化製品にあふれ、車もおおよその人は持っています。駅に入れば電車は来るし、町の喫茶店に入れば美味しいコーヒーを飲むことができます。

さらに最近ではスマホが普及して、何か調べ物をしようと思っても、ニュースもすぐ知ることができますし、友達や家族との連絡もいとも簡単です。これ以上便利になることは不必要にも思います。

そこで、簡単ですが、近未来の日本の社会を描写してみましょう。

現在、プロ野球の球場はほとんどがドーム球場になりましたが、この技術が徐々に普通の町に応用されつつあります。たとえば砂漠の都市などはものすごく熱く、冷房費用がかかる上に砂埃に見舞われるので、都市全体をドームで囲う計画が進んでいます。直径が5キロメートルぐらいで天井の高さ300メートル程度のドームを作り、都市の大きさがそれより大きければ複数のドームをつなげます。

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