「有料メルマガ読者コンサルレポート」(上)~あなたのお金の悩みを解決します!~俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編 Vol.60

「有料メルマガ読者コンサルレポート」(上)

~あなたのお金の悩みを解決します!~

 こんばんは。俣野成敏です。

 日本FP協会が今年(2017年)初め、20代〜70代までの男女1200名に対して行ったインターネットによる「老後とお金に関する調査」の結果を発表しています。

 それによると、人々が「老後の生活資金に関する情報をどこから得ているのか?」という質問に対し、1位「テレビ」47.8%、2位「インターネット」33.1%、3位「新聞・雑誌」28.7%という結果になりました(全体、複数回答、以下同)。

 老後の資金を準備する方法について、上から「預貯金」40.9%、「老後も働く」35.7%、「金融商品で増やす」16.7%でした。老後に対する不安要因の1位は「医療保険や介護保険がいくら必要なのかがわからない」で37.3%と回答しています。

 また、お金について「FP(ファイナンシャルプランナー)に相談したことがある」と答えたのはわずか10.5%。利用したきっかけとは「保険の加入・見直しのため」が51.6%でトップとなりました。さらに「FPに相談する際に不安に思うこと」について聞いたところ、「相談料がいくらかかるのかがわからない」が1位で56.0%でした。

 これらの結果から、人々のお金に対する一番の不安とは「いくらかかるのかわからない」ことであり、採っている行動も、主に「自分が知っている範囲の中から選んでいる」ということがわかります。

日本FP協会 老後とお金に関する調査



【Vol.60『有料メルマガ読者コンサルレポート(上)』目次】

〔1〕イントロ: 年金繰り下げ受給は得?損?

〔2〕本文:「有料メルマガ読者コンサルレポート」(上)〜あなたのお金の悩みを解決します!〜

1、今は問題ないけれど、将来に備えて何をするべきなのか?

 ◎人生設計をする際に決めるべき2つのこと

 ◎現状から未来を予測し、どうすればいいのかを考える

2、「最初にまず、マネープランから始めよ」

 ◎目標額と実際のギャップを把握する

 ◎投資はお金が増えさえすればいいワケではない

3、コンサルティングとは「答えを与えることではない」

★本日のワンポイントアドバイス☆★

☆今週の宿題★☆

 まずは老後に必要な資金を計算してみよう

〔3〕次回予告(予定):「有料メルマガ読者コンサルレポート」(下)〜あなたのお金の悩みを解決します!〜

〔4〕今週のQ&Aコーナー: ブロックチェーンの将来性ってどうなの?

〔5〕編集後記: 香港より金融に関する現地情報!



◆〔1〕イントロ:

 年金繰り下げ受給は得?損?

 自民党の1億総活躍推進本部は今年5月、高齢者が働ける環境を整備するよう、政府に提言しました。現在、年金の受給開始時期は60〜70歳の中から選択できるようになっています。それを提言では「希望者には71歳以上でも選択できるように」制度を見直すよう伝えた、ということです。

 さらに65歳までを「完全現役」と位置づけ、66歳以上になっても本人が希望する限り働ける社会となるよう、国や産業界に呼び掛けていくことが大切だとしています。

「老齢基礎年金の繰り下げ受給」とは、「年金を繰り下げて受給すれば、それだけ受け取る際に増額してもらえる」という制度です。ただし、増額には1年以上1ヶ月単位の繰り下げが必要で、現状では42%が最大です(月単位は0.7%ずつの増額)。当然、70歳まで繰り下げれば「それだけ多くもらえる」のかと思いきや、必ずしもそうとは限らないようです。

年金繰り下げ受給 何歳から受け取るのが得?

 投資家としては、「出資した以上のリターンを狙う」ことが本分ではあります。しかし年金の場合は「そもそも、もらえるのかどうか?」という大問題がその前に横たわっているワケです。

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