「夏期講習後半から夏休みが終わるまでにやっておきたいこと」…4・5年編

夏休みは如何お過ごしですか?家族みんなで遠出をしたり、久しぶりに田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに会えたりと、素敵な時間を過ごされたご家庭も多いと思います。日頃の塾通いで少々疲れを見せていた子どもたちも、明るい笑顔で楽しい毎日を過ごしていることでしょう。とはいってもそろそろ9月が近づいてきて「さあ、そろそろ新学期の準備を」と考えた矢先、「あっ、まだ小学校の宿題が終わってな~い。」なんて、お子さんの呑気な声が聞こえてきて、「あら、どうしましょう。大丈夫かしら。」と急に心配になったりしていませんか?そんな気が気じゃない思いをされているお母様方に、今回は、「新学期を上手に迎えるための、これからでも充分間に合う勉強のヒント」をお伝えしたいと思います。

〇新学期が始まる前に

夏休みが終わるまでに、新学期に向けて気をつけておきたいことは次の4つです。

1.小学校の宿題は、自由研究や読書感想文を含めて、全部終わらせる。

2.夏期講習の宿題を、早く終わらせようとした「アタフタした学習」の状態から、おちついてじっくり取り組む学習姿勢を取り戻す。

3.夏期講習であつかわれた予習単元のふり返りをしておく。

4.夏期講習の復習は、重要項目から始める。

1.について

小学校の宿題は、本当は丁寧に取り組ませたいのですが、始業式まであまり時間がありません。そういうときこそ、スケジューリング力を鍛えるチャンスです。今日は、算数の8ページと漢字を〇〇個、明日は算数の残り〇〇ページと……、とういうように、お子さんにアドバイスをしながら、一緒に作ってみましょう。また、自由研究や読書感想文を仕上げることは、これからの中学入試に重要視されるはずの、表現力やプレゼンテーション力を高めますから、是非やるように言ってあげてください。お子さん自身で完成させることが原則ですが、お母様のアドバイスもとても効果的です。

記事の新規購入は2023/03をもって終了しました