■大人の学びの効果を高める5つの鍵

人材育成の仕事に打ち込み、

研修プログラムを開発し続けるなかで

大人の学びの効果を高めるための

鍵が僕の中でシャープになり、

最近は確信になりつつあります。



僕が営むFeelWorksは、

やり方よりあり方が大切と考えており、

提供する研修も、受験勉強の延長線にある

知識暗記型の研修ではなく、

気づきや啓発を重視した知恵を創る研修ばかりです。



こういった知恵を創りだす研修での

大人の学びの効果を高めるために大切なのは5つ。



①聴く

②考える

➂書く

➃話す

⑤気づく



よく名経営者などの講演やセミナーに足しげく通う方がいますが、

いかに素晴らしい講話を聴いたとしても、

聴きっぱなしでは学びになりません。



聴いたことを自分の経験や状態に

なぞらえて、どうすれば応用し使えるかを

自分事にして考えることです。



また、いかに考えても人はすぐに忘れるため、

考えたことを文字に書き起こすことです。

書くことで、自分の考えていたことが可視化され、

さらにクリアになります。



次に、書くだけでも学びはあるものの、

同じ講話から、同様に考え書いた他の人と話すことも大切です。

そうすることで、同じ事象に対して

同じ見方もあれば、全く異なる見方もあり、

それによって、ぐっと学びの幅が広がります。



こうして、ハッとさせられたり、

もしくは自分の考えに確信が持てたり、多様な啓発が起こりまくる。

つまり、気づくのです。



リーダーシップやコミュニケーションなど

絶対的な正解のない分野における

大人の学びの効果を高めるには、

この5つの鍵を構造化し、ストーリー立てて

埋め込んでいくことが大切です。