人材育成の仕事に打ち込み、
研修プログラムを開発し続けるなかで
大人の学びの効果を高めるための
鍵が僕の中でシャープになり、
最近は確信になりつつあります。
僕が営むFeelWorksは、
やり方よりあり方が大切と考えており、
提供する研修も、受験勉強の延長線にある
知識暗記型の研修ではなく、
気づきや啓発を重視した知恵を創る研修ばかりです。
こういった知恵を創りだす研修での
大人の学びの効果を高めるために大切なのは5つ。
①聴く
②考える
➂書く
➃話す
⑤気づく
よく名経営者などの講演やセミナーに足しげく通う方がいますが、
いかに素晴らしい講話を聴いたとしても、
聴きっぱなしでは学びになりません。
聴いたことを自分の経験や状態に
なぞらえて、どうすれば応用し使えるかを
自分事にして考えることです。
また、いかに考えても人はすぐに忘れるため、
考えたことを文字に書き起こすことです。
書くことで、自分の考えていたことが可視化され、
さらにクリアになります。
次に、書くだけでも学びはあるものの、
同じ講話から、同様に考え書いた他の人と話すことも大切です。
そうすることで、同じ事象に対して
同じ見方もあれば、全く異なる見方もあり、
それによって、ぐっと学びの幅が広がります。
こうして、ハッとさせられたり、
もしくは自分の考えに確信が持てたり、多様な啓発が起こりまくる。
つまり、気づくのです。
リーダーシップやコミュニケーションなど
絶対的な正解のない分野における
大人の学びの効果を高めるには、
この5つの鍵を構造化し、ストーリー立てて
埋め込んでいくことが大切です。