昭和41年9月20日、愛知県生まれ。紀行作家、郷土料理写真家。
早稲田大学第一文学部文芸専修卒業後、(株)旅行読売出版社に入社。編集部記者として月刊誌の編集に携わりながら全国各地を取材。季刊ムック『クチコミおでかけ旅情報』編集長、創刊50年を誇る現役最古の旅行雑誌『月刊旅行読売』の編集長を歴任したのちに退職、独立。
これまで編集した雑誌や情報誌は数100冊、過去に泊まった宿は800軒余、入浴した温泉は3000湯を超える。最新著作『温泉失格 超改訂版〜「旅行読売」編集長、覚悟の提言』(徳間文庫カレッジ)は、H25年に発表した新書判を大幅加筆した渾身のルポ。盲目的な「源泉かけ流し原理主義」に警鐘を鳴らし、現代の温泉文化に多大な影響を与えた一冊として、日本を代表する温泉宿経営者や温泉のプロたちにも大きな支持を得ている。温泉入浴指導員(厚生労働大臣認定)、温泉観光士、温泉地域学会会員、高齢者入浴アドバイザー、温泉ソムリエアンバサダーでもあり、週刊メルマガ「飯塚玲児の“一湯”両断!」も好評配信中。
温泉と並んで日本全国の郷土料理に造詣が深く、「腹ペコ太公望の舌つづみ」(共同通信社配信)など新聞のグルメエッセイや「一品入魂!」(テンポ)など料理専門誌の連載経験も多数。15歳から10年以上にわたって飲食店の調理場に立ち、1000冊を超える料理関係書を読みあさって板前を目指した過去も持つ。釣り具メーカーのフィールドテスターなども手がけ、天然魚と養殖魚をひと口で見抜く鋭敏な味覚を持ちながらも、「化学調味料バリバリの、この昔ながらの味、サイコー!」と、各地のB級グルメにも精通している。
他の著書に『草津温泉 漆黒の闇1〜5』(アマゾン電子書籍)、『みちのくの天才たち』(修正学園出版局)、『うつ…倒れる前のずる休み』(飯富景昭名義・ブレーン出版)など。緻密な取材とわかりやすい文体に定評がある。
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